2015年8月16日(日)決勝トーナメント決勝戦 試合結果



チーム設立20年、19年ぶり2度目の優勝を決めた、ラジエーターズ
第30回JAA外務大臣杯軟式野球大会(2015)
決勝トーナメント戦(決勝戦・第3位決定戦)
North Meadow、Central Park NYC

ラジエターズ(Radiatrs)、20年ぶり2度目の優勝・・・!。
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始球式で見事なストライクを投げた、川添エリカさん
8月16日(日)8:00am~12:00pm #03フィールド。待ちに待った決勝戦、快晴に恵まれたセントラルパーク。じゃじゃ馬軍団(じゃんくす・宮崎監督)、対するはバッテリー充電済みのラジコン軍団(ラジエターズ・ラマニ監督)共に優勝経験はありますが、決勝での対決は今日が、初めてでした・・・!。予想通り、先発投手はジョン(Rad)とリッチ(Jun)、共にエースの存在を充分に発揮するピッチング内容でした。試合開始前に川添エリカさん(Jun)に依る始球式、見事な投球でボールは捕手(Rad)のミットに・・・、ありがとうございました・・!。

ラジエターズの攻撃は、素晴らしかった・・・!、先週の準決勝と同様に、大量得点で圧勝・・・!、ラマニ監督もスピーチで本音をチョッピリ・・・1塁側の応援団の迫力に圧倒されヤバイ事になるかも・・(?)、全く心配無い、ラジコンチームは健全なりでした!。”じゃんくす”応援団も、粋なチラシを胸に貼り、特定選手をターゲットにして「ナカザワ(?)負けたら坊主」、最後まで熱の入った友情応援は、特に印象に残りました。

準決勝で敗れた、両チームBee’s vs Jokers(3位決定戦)はCP#6フィールドで8:10am試合開始(7回戦)、昨年優勝のジョーカーズ、接戦の末(8-7)3位の座を獲得です。非公式での試合結果が入って来ました(?)、A・Bブロック最下位チーム同士の再会決定戦の結果はBLK 2-0 RDO’50。

8月、プレイオフ突入後はランドロス球場は全くの無沙汰です!。ほんの、2週間前まで熱戦が繰り広げられていた、フィールドが懐かしくも感じられます・・(?)!。毎年、同じ事の繰り返しを30年間続けて参りました。10年先輩の日本クラブ会長杯の大会を意識しての継続と大会の発展向上に努め今日まで、皆さんと共に戦って参りました。

日本発信のニュースが世界中に流れています・・・!、戦後70年節目の年となります、1945年8月、この”月日”を体験した日本人は耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ、壮絶な時代を潜り抜けてきた人達が少しずつ、口を開き真実を語り始めてます。ニュースからは当時の悲惨な状況が留めなく映し出され繰り返えされて、特に広島・長崎の惨状と沖縄の悲劇には、胸が痛みます。更には30年前の8月12日に起きた、あの忌まわしい航空機事故JAL123便墜落、日本の、8月は喪に服し、供養の月と言っても過言ではありません。表彰式の場に相応しくなかったかも知れませんが、どうしても一言述べたかった次第です(当年71歳)。大変に失礼を致しました。70年経った今、平和な世の中で野球を楽しめる事に感謝です・・!。

我々の野球大会も30年、節目の年となりました。現在、アメリカの中心地ニューヨークで、国籍・性別・年齢を問わず日系人会主催の軟式野球大会が毎年開催されています、地域日系社会に取りましても、無視できない存在と自負しております。

表彰式が試合後に行われ、日本国在NY総領事館・高橋礼一郎大使の代理で宮川主席領事、そして青柳領事部長が出席致しました。領事のお二方は試合の最初から応援に馳せ参じて頂きました。NY日系人会名誉会長のゲーリー森脇氏と副会長のポーツ・スキ氏の参列で炎天下のフィールドで、式典が行われました。表彰式の司会はお馴染みの高橋俊輔(大会本部役員)さんです。30回大会、節目の年に因み、JAAスピリットアワードに創立から今日まで30年間、運営面(裏方)に貢献してきた加藤脩治(大会名誉会長)と、第1回大会から連続出場のNikoNikoチーム(優勝経歴4回)へ贈られました。

1位(優勝)  :ラジエターズ(Radiators・ラマニ監督)2度目
2位(準優勝): じゃんくす (Junks・宮崎監督)
3位      : ジョーカーズ(Jokers・藤井監督)

個人賞:最多ホームラン賞(2本)  Fernandez Robert (NIK)
                         Kajyu Kawabata  (BEE)
    :最多打点獲得賞(14打点) Toshihiro Ishimura(NIK)
    :最多勝利投手  (7勝) Tomohiro Fukushima(NIK)
                     Yugo Tanabe      (BEE)
                     Naoki Katsuyama  (ORG)

最優秀選手賞(2015年):ジョン ザング(RAD)John Zhang

NY日系社会に報道の役割を果たされている新聞社へ感謝状が贈られました。よみタイム社(谷口様)・週刊NY生活社(三浦様)、観戦・取材ありがとうございました。選手やチームの励みとなります・・・!。

本年度の大会役員は大会副委員長兼広報担当役員の陳 家誠さん、大会アドバイザー兼ルール委員長の高橋俊輔さん、大会役員・JAA副会長のカマール ラマニさん大会年度役員・予備審判担当の菊池慎一郎さん、大会本部事務局の野田、宮北さん、関係者(BUA審判)の皆様方の絶大なる、ご協力に対して心から感謝申し上げます・・!。

宮川首席領事ご夫妻は、North Meadow球場を後にするや、5番街側に位置する、NY市公園寄贈ベンチ(在NY総領事館・故西宮大使)へと、お立ち寄りされると伺いました。青柳領事部長と共に、最後の最後までご尽力して頂き、大会成功に繫がりました。ありがとうございました。どちら様も、残されたサマーバケーションを元気に、楽しんで下さい。来シーズンに、またお会いしましょう・・・!。

加藤脩治 


じゃんくす打線を最小失点で見事に抑えた、ラジエーターズ・ザング投手
決勝戦
ラジエーターズ 10 ー じゃんくす 1(9回戦)

JUN 0 0 0 0 1 0 0 0 0  1

RAD 2 1 5 0 2 0 0 0 0 10
勝利投手:ザング

第30回JAA外務大臣杯軟式野球大会の決勝戦は19年ぶり2度目の優勝を狙うラジエーターズと3年ぶり7度目の優勝を狙うじゃんくすの対決となった。先に得点をしたのはラジエーターズ。1回裏ツーアウトからファーボール2つとワイルドピッチでランナー2,3塁になったところでじゃんくす痛恨のファーストエラーでラジエーターズが1点先制。続くバッターはレフト前へクリーンヒットでラジエーターズは初回に2点を入れる。2回裏ラジエーターズの攻撃、キャッチャーで守備妨害ランナーとエラーでランナー1,2塁になった後にフィルダースチョイスでアウトをとったあとにじゃんくす守備陣がまたしてもエラーでラジエーターズが1点を追加。ラジエーターズの攻撃にさらに3回裏にも続く。ファーボール2つとエラーで満塁にした後、レフト前タイムリーヒット、エラー、そしてライトオーバー3ランタイムリーで一挙に5を追加。4回までザング投手に9奪三振を取られ後がないじゃんくすは5回表、デットボールでランナーを出した後、盗塁とワイルドピッチでランナーを3塁に進めレフト前ヒットでやっと1点を返す。しかし5回裏、ラジエーターズはエラー、デットボール、ファーボールで満塁にした後、内野安打と押し出しファーボールで2点を追加しリードをさらに広げる。6回以降は両チームとも攻め続けるが後続点には繋がらず、最後はラジエーターズ・クローザーの近藤投手が8回、9回を投げゲームセット。ラジエーターズが20年ぶり2度目の優勝を決めた!


味方のエラーで大量得点を与えてしまったが9回を投げ切った、じゃんくす・リッチー


2盗でチャンスを作る、ラジエーターズ・ショーン
じゃんくす守備陣の乱れで得点を続ける、ラジエーターズ
見事な走塁でじゃんくす唯一の得点に繋いだ、じゃんくす・中沢
8、9回をキッチリ抑え胴上げ投手となった、ラジエーターズ・近藤
表彰されるジョージ、ラマニ、ザング、ショーン、近藤
3位決定戦
ジョーカーズ 8 ー ビーズ 7


TEAMTotal
JRS
BEE
勝利投手:せいや


ブービー決定戦
ブラックヤンキーズ 2 ー ロデオ50 0


TEAMTotal
BLK
RDO
3回まで0が続き、目立ったエラーもなく両チームめずらしく引き締まった試合展開となりました。4回に試合が動きます。4回表、ブラックヤンキースは2番からの好打順。2、3番が塁に出て、盗塁も絡めノーアウト1,3塁のチャンス。4番深谷が痛烈にセンターへ弾き返すも、ロデオのセンターがファインプレーで惜しくもアウト。ただ、3塁ランナーがタッチアップで生還し、先制。さらに6回、また先頭バッターがエラーで出塁し、ワンアウト2塁から2番森尾が1塁線を抜くタイムリーヒット。投げては、先発深谷が7回ワンアウトまでノーヒットノーランを続けていたが、ロデオも粘り、レフトオーバーと、逆にロデオが得点のチャンス。しかし、最後はブラックヤンキースが守りきり、2-0でなんとか勝利。良い試合でした。



2015年度第30回JAA外務大臣杯軟式野球大会 決勝トーナメント
8月2日(日)8月9日(日)8月16日(日)
ブレーオフ1回戦準決勝決勝戦
(Aブロック1位)ラジエーターズ
RAD 4 - SIL 2ラジエーターズ(A1)
(Bブロック4位)シルバーズ
RAD 8 - JRS 1ラジエーターズ(A1)
(Bブロック2位)ニコニコ
JRS 2 - NIK 1ジョーカーズ(A3)
(Aブロック3位)ジョーカーズ優勝
RAD 10 - JUN 1ラジエーターズ
(Aブロック2位)じゃんくす
JUN 7 - ORG 4じゃんくす(A2)
(Bブロック3位)オレガ
じゃんくす(A2)
JUN 3 - BEE 1
(Bブロック1位)ビーズ
BEE 3 - DMB 2ビーズ(B1)
(Aブロック4位)ダンボーズ
3位決定戦
ジョーカーズ
JRS 8 - BEE 7ジョーカーズ
ビーズ
ブビー決定戦
ロデオ50
ブラックヤンキーズ
BLK 2 - RDO 0
ブラックヤンキーズ


優勝チーム・ラジエーターズ

準優勝チーム・じゃんくす



3位・ジョーカーズ



4位 ビーズ