2012年6月17日(日) 第6週 試合結果

一塁牽制球をヘッドスライディングでもどる、じゃんくす・伊藤
第27回JAA外務大臣杯軟式野球大会(桜寄贈100周年特別記念大会)6月17日(第6週目)試合結果
雨雲が空一面に覆う、ランドロス球場、肌寒さも感じられる早朝野球に ”お父さん”は頑張っています・・!リーグ戦も残すは3週のみ、ここまで一度も中止(悪天候)がなく順調に推移しています。7月中旬からのインターリーグ戦(交流試合)2試合も予定通り出来そうです、NYじゃんくす(A)とボコボコ(B)は破竹の勢いです(6戦全勝)。ボコボコに敗れたラジエーターズ(ラマニ・カカマール監督)、監督自身が結婚式の為に欠席、ジョージ選手はチームを引張り、勝利のプレゼントを監督に贈りたかったけれど、相手が一枚上強すぎました。一方、セントラルパーク球場ではピギーズ9対7猿軍団そしてダンボス4対7ビーズの白熱戦が繰り広げられました。”父の日”の歴史を調べてみたら4000年前から何かしらの行事を行なっていた様です。お父さん、あまり熱くならないで、楽しむ野球を・・・いや無理なお願いかも(?)。

先週15日(金)はMetsのホーム球場で第3回ジャパニーズヘリテージナイトが開催されました、7:10PM対Reds戦を前に約30分間フィールド内で日本人による踊りや、表彰式Mets Spirit Award)等が行われました、受賞グループはNY日系人会、日本商工会議所、日本人医師会、JASSI、ジャパンソサイテーの各団体に送られ、その代表者がホームベース近くの芝生上まで降りての式典が印象的でした。日本人のパワーも此処、ユーヨークでは少しづつ上り坂にも感じ取れますが、如何なものでしょうか・・(?)Mets球団が用意してくれた球場内の広報活動用に(日本)、正面入口2階とセンター側にテーブルを二つ、たくさんのフラーヤーを配ったり、日本人社会を宣伝したり、野球場で試合を観戦せずにJapanese Heritage Nightのボランテアに徹しました。

セントラルパーク(公園北側最後の所)110丁目レノックス街、出発点のSilent March無言のデモ行進(人種差別プロファイリング行進に参加して来ました。「参加する事に意義がある」言葉通りの人生です、若者へのむやみに職務質問や衣類の上から凶器等を探す行為を止めさせる為の行進です。Silent March against Racial Profiling " End Stop and Frisk "  Web参照:silentmarchny.org 若者に対しての人種差別プロファイリングによるむやみな職務質問や衣類の上から凶器等を探す行為を止めさせる、NYPDへの抗議デモです。

本日の8試合全ての試合内容や結果は下記を参照して下さい。

加藤脩治(大会本部役員)


力投するシルバーズ・長岡
ジョーカーズ 0 ー シルバーズ 0 (延長8回時間切れ)
JRS  0 0 0 0 0 0 0 0  0
SIL  0 0 0 0 0 0 0 0  0
試合は先攻ジョーカーズ、後攻シルバーズともに3人で攻撃を終える立ち上がり。その後もジョーカーズ先発アイバン、シルバーズ先発長岡の、互いに一歩も引かぬ投手戦となった。一瀉千里に運ばれた試合は、規定の7回終了時に0-0であった為、延長8回に突入。ジョーカーズが三者凡退に倒れた後、シルバーズは鈴木のヒットを皮切りに2アウト満塁の好機をつくったが、アイバンが最後の打者を1塁ゴロに打ち取り、0-0のまま試合終了となった。がっぷり四つに組み合ったアイバンと長岡は、両投手とも最後まで球威が衰えず、共に8回を1人で投げきった。

絶妙なセイフティーバントで内野安打を決める、オレガ笹田
オレガ 3 ー ハマッコ 1
ORG  2 0 0 1 0 0 0  3
HAM  0 0 0 0 0 0 1  1
勝利投手:河野
打点:高見2、中川
Aブロック3、4位ともに3勝1敗同士の戦い。オレガは1回表、ー番宗玄の振逃げ、2番笹田の内野安打で無死1、2塁とし、続く3番高見がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打で、2点を先取。2回裏、ハマッコの攻撃、先頭4番沼田が四球で出塁、続く5番が三振の後、6番寺平が追い込まれてから、センター前ヒットで一死1、3塁のチャンス。しかし、オレガ守備陣が踏ん張り、ハマッコに得点を許さず。オレガは3回にも連続エラー出塁で無死1、3塁とするが、ハマッコのキャッチャー沼田の好送球で二盗を阻止され、チャンスをものにできず。4回表、オレガ7番アランのエラー出塁後、8番のベテラン中川が右中間を大きく割る二塁打、1塁ランナーアランがホームを狙い、本塁クロスプレーでセーフ、貴重な追加点を上げる。最終回、ハマッコは、先頭4番沼田のセンターオーバー三塁打と、内野ゴロのエラーで、1点を返し一矢報いるも、3-1で試合終了。オレガ、4連勝で、Aブロック単独3位に浮上。

ピギーズ 9 ー 猿軍団 7
SRG  3 1 0 0 0 3  7
PIG  2 0 7 0 0 x  9
勝利投手:秋山
打点:井上、金子2、鶴谷2、錦野2(ピギーズ)、Shinji、Gary2、Randy2、Ken(猿軍団)
Piggies先発秋山の制球が定まらず、更に不味い守備もあり初回3点を先制されるが、Piggiesも猿軍団のピッチャーの制球難に漬け込み2点を帰す。2回もまだ立て直せず更に1点を追加される。Piggiesは3回に一挙7点を奪い猿軍団の先発投手をKO.まだチャンスが続いたが2番手投手に抑えられこの回は7点で終了。4回以降もPiggiesは毎回ランナーを出すが、後1本が出ず得点できず試合を決められない。3回以降は秋山が持ち直し、守備でも外野への鋭い当たりをPiggies外野陣がしっかり捕球し、0点に抑え、得点を奪えない嫌な流れを相手に渡さず最終回まで漕ぎ着けた。しかし、最終回に反撃にあい3点を奪われ、一転苦しい展開に、しかし最後はセンターへのライナーを瀬川がダイビングキャッチして7対9で試合終了。


完封勝利、3安打で大活躍した、じゃんくす北出
じゃんくす 3 ー 新選組 0
SSG  0 0 0 0 0 0 0  0
JUN  2 0 0 0 0 1 x  3
勝利投手:北出
打点:かせい、リッチ
じゃんくすは1回裏、伊藤の四球と北出の左安打で1死2、3塁のチャンスにかせいの犠牲フライとワイルドピッチで2点を先制。その後、新撰組は四球とヒットでランナー2、3塁の一打同点のチャンスの場面もあったが、先発北出が踏ん張りじゃんくす完封勝利。この日3打数3安打の北出の走攻守に渡る大活躍でじゃんくす快勝

ショッカーズ 6 ー ニコニコ 5
SHO  0 0 5 1 0 0 0  6
NIK  0 3 0 0 0 1 1  5
勝利投手:新谷
2回裏ニコニコは2本のヒットとエラーで3点を選手、しかしショッカーズは続く攻撃で5本のヒットで5点を取る。ショッカーズは3回裏より新谷投手、ニコニコは4回表よりフェルナンデス投手に交代するが、その立ち上がり制球乱れ、3つのデットボールとヒットでショッカーズは貴重な1点を追加。その後はフェルナンデス投手が持ち直し追加点はあげられなかった。一方のニコニコ打線は6回ヒットとファーボールでの走者1塁3塁のチャンスで左中間を直撃する強烈な打球を放つがショッカーズ・レフト内田のスーパーキャッチにより、タッチアップでの1点のみに留まる。最終回もショッカーズ外野陣のみ誰による2つのエラーと堀江選手のタイムリー2塁打にてあと1点差、ランナー2,3塁という逆転サヨナラの場面を作りショッカーズを追い詰めたが、そこで力尽きる。最後の最後までどちらが勝ってもおかしくないスリリングな好ゲームでした。 




バットメン 13 ー ロデオ50 2(5回コールド)
BAT  5 1 2 0 5  13
ROD  0 0 1 0 1  2
勝利投手:ABE
打点:Haraguchi2、Abe、Shirai2、Nagamine、Okada2、Higuchi3(バットメン)、Kiyono、Yoshimoto(ロデオ50)


ボコボコ 5 ー ラジエーターズ 2
BOK  4 0 0 0 1 0 0  5
RAD  0 0 0 2 0 0 0  2
勝利投手:ヤスギシ
打点:ノリ、シゲ
ボコボコは初回から、相手のエラーやカズヲの2塁打、シゲのヒットで一挙4点。ボコボコ先発はヤスギシ。長身から投げ下ろす速球で初回から連続三振。若干ドヤ顔気味。開幕戦でリリーフした以来の登板にも関わらず、落ち着いたマウンドさばきです。4回3、4番に連続ヒットを打たれ、続くバッターに四球、死球、内野ゴロの間に2点を献上。しかし先週から毎日5分づつ走り込んでいる成果がでたのか、落ち着きを取り戻し、後続を打ち取ります。5回から元エース、ゆうじへと継投。強打ラジエーターズ打線をしっかり押さえ、ヤスギシの今季初勝利をみんなで喜びました。

ビーズ 7 ー ダンボス 4
DUM  0 0 1 2 0 1 0  4
BEE  0 2 3 1 0 1 x  7
勝利投手:岡本
打点:岡本、豊田、田邊、 滝沢 (ビーズ)、松尾、玉川、Jesse(ダンボス)
2回裏ビーズの攻撃、ダンボーズの守備の乱れと滝沢の右中間を破る3塁打で2点を先制続く3回裏にもを長短打を絡めて3点を追加その後も着実に追加点をあげたビーズ。追い上げてくるダンボーズを投手陣が抑え最後は今日大活躍の瀧澤利治がダイビングキャッチの超ファインプレーで試合終了。ビーズ今年初のセントラルパークでの試合を勝利で飾れました。