8月10日(日)試合結果 Game Result - Semi-Final Round JAA外務大臣杯軟式野球大会 準決勝戦

 

Central Park North Meadows #6で行われた、ニコニコ対ビーズ準決勝戦

ROKJUNNIKBEE
9 - 114 - 4

8月10日(日)

天気:晴れ☀

ついに2025年JAA野球大会のベスト4が出揃い、来週の決勝戦進出をかけた壮絶な準決勝がセントラルパークで繰り広げられました。

まず Central Park North Meadows #3 で行われたのは、現在大会2連覇中で今年3連覇を狙う絶対王者 ルーキーズ と、26大会連続プレーオフ進出という驚異の記録を持ち、粘り強く勝ち上がってきた じゃんくす の対戦。まさに「パワー vs 経験」、水と油のように正反対のスタイルを持つ両チームが激突しました。

一方 Central Park North Meadows #6 では、リーグ最古の歴史を誇り近年は常に優勝争いに顔を出す ニコニコ王朝 が登場。対するは、経験と若さを兼ね備え、投打守すべてでトップレベルの力を取り戻した復活のチーム ビーズ。伝統の強さが勝つのか、それとも復活の勢いが勝つのか――注目の一戦となりました。

気になる試合結果と熱戦の模様は、ぜひ詳細レポートをご覧ください。

📢 お知らせ

来週はいよいよ 決勝戦 が Central Park North Meadows #3 にて行われます。

同時に 3位決定戦 も Central Park North Meadows #6 にて開催予定です。

試合後には大会閉会式も行われ、JAA軟式野球大会を支えてくださっている NY日系人会(JAA)会長・佐藤貢司様 と、長年多大なご支援をいただいている 在ニューヨーク日本国総領事館 幹事部長・松永直樹様 にもご来場いただき、表彰式で受賞者へのトロフィー贈呈が行われます。

今シーズン最後の熱戦とセレモニーまで、ぜひJAA外務大臣杯軟式野球大会をお楽しみください。

ごみあさりII


急きょ先発を任されながらも、投打で活躍を見せた、ニコニコ・山崎

1234567R
BEE013000x4
NIK505031xx14
W: 山崎
RBI: 武田2、西島3、山崎4、Fernandez、田口3、西村
HR: 田口

ニコニコ 14 ー ビーズ 4(6回コールド)
田口、空へ放った豪快弾! 西島がとどめの一撃 怒涛の猛攻でコールド勝ち!
序盤から猛打炸裂!初回、武田がチャンスメイク、西島が悠々と一塁を踏むと、山﨑&Fernandezの主砲コンビが連続タイムリー。そして田口が放った打球は、レフトの頭上を軽々と越え、まるで「お土産はホームランボールだ!」と言わんばかりの豪快弾!一挙5点先取で試合を支配。3回、相手に4点を返され嫌なムードが漂うも、その裏チームは再び爆発。田口のヒット、西村の匠の流し打ち、武田&山﨑のタイムリーで5点を奪い返し、流れを完全に取り戻す。さらに5回には河村のヒットを皮切りに四死球、西島のタイムリーで3点を追加。そして運命の6回。田村のヒットと死球でランナーをため、西島が豪快なレフトオーバー!試合を終わらせる“勝負の一撃”でコールド勝ちを決めた。

投手陣
急きょ先発を任された山﨑は、ほぼアップなしのスクランブル登板。それでもBEES打線と真っ向勝負し、逆転は許さない粘投。その後登板の“寝起きNaoki”は、名前とは裏腹にキレ味抜群。無安打に封じる火消し役として、完璧に試合を締めくくった。


Central Park North Meadows #3で行われた、ルーキーズ対じゃんくすの準決勝戦

1234567R
JUN00000011
ROK021510x9
W: Ken

ルーキーズ 9 ー じゃんくす 1
魔の三角地帯が笑った日 — ルーキーズ、じゃんくすを撃破 —
王者3連覇まで、あと一歩――大会2連覇中の“無冠の帝王”ならぬ「有冠の帝王・ルーキーズ」。そして、予選から崖っぷちを這い上がり続けた不屈のダークヒーロー、「じゃんくす」。運命の準決勝で、ついに両雄激突!

試合が動いたのは2回裏。じゃんくすは二死一・二塁のピンチをポップフライで切り抜けた…と思ったその瞬間!無情にも打球はライトとセカンドの間にポトリ…まさかのポテンヒット!この一撃でルーキーズが2点を先制!「まだまともに打たれたわけじゃない!」と奮い立つじゃんくすだったが――続く3回のルーキーズの攻撃、打球はセントラルパーク#3の悪名高き“魔の三角地帯”へ一直線!跳ね返ることなく転がり続け、まさかのランニングホームランでさらに1点追加!そして4回、ルーキーズは再びチャンスをつかむと、ここから打撃ショータイム開幕。鋭い打球を次々と放ち、力で5点をもぎ取り、試合は完全にルーキーズのペースに。それでも最後まで諦めないのがじゃんくす魂。最終回、カセイ役員長が意地のヒット、続くレジェンド・リッチーが華麗に続き、1点を返す!だが反撃もここまで――

試合は9対1でルーキーズの完勝!これでルーキーズは堂々と決勝進出。来週、3連覇をかけて挑む相手は…笑顔の刺客「ニコニコ」。果たして笑うのは王者か、笑わせるのは挑戦者か――決戦はもうすぐだ!


2025年度第39回JAA外務大臣杯軟式野球大会 決勝トーナメント
8月3日(日)8月10日(日)8月17日(日)
ブレーオフ1回戦準決勝決勝戦
ニコニコ(NIK)
NIK 6 - JRS 0ニコニコ(NIK)
ジョーカーズ(JRS)
NIK 14 - BEE 4ニコニコ(NIK)
キザル(KZR)
BEE 4 - KZR 3ビーズ(BEE)
ビーズ(BEE)優勝
Central Park #3
ダンボーズ(DMB)
JUN 2 - DMB 1じゃんくす(JUN)
じゃんくす(JUN)
ROK 9 - JUN 1ルーキーズ(ROK)
ルーキーズ(ROK)
ROK 11 - BYB 1ルーキーズ(ROK)
ブラックベーブ(BYB)8月17日(日)
3位決定戦
ビーズ(BEE)
Central Park #6
じゃんくす(JUN)


8月3日(日)試合結果 Game Result - Playoff 1st Round JAA外務大臣杯軟式野球大会 決勝トーナメント1回戦

 

サヨナラタイムリーを打ってチームメイトに祝福される、ビーズ・ケニー

NIKJRSROKBYBKZRBEEDMBJUN
6 - 011 - 03 - 41 - 2

8月3日(日)
天気:晴れ

2025年 JAA外務大臣杯軟式野球大会 決勝トーナメント開幕!

4月末から7月末にかけて熱戦が繰り広げられた予選リーグがすべて終了し、ついに今週から3週にわたる決勝トーナメントがスタート!今年もJAA外務大臣杯をかけて、実力派8チームが栄冠を目指して激突します。まずは、その予選リーグを勝ち抜いた8強の横顔をご紹介!

◆ニコニコ(NIK)
第1回大会から出場しているリーグ最古参の名門チーム。32回大会からの3連覇、6大会連続決勝進出など、実績は群を抜く。今季も攻撃ではリーグ最多の77得点、守備でもわずか7失点と圧倒的な成績で、攻守ともに隙がない“優勝候補筆頭”。

◆ルーキーズ(ROK)
結成わずか3年目にして、なんと大会2連覇中のディフェンディングチャンピオン。走攻守のバランスが非常に高く、勝負強さにも定評あり。3連覇を目指し、今年も決勝トーナメントを勝ち上がる!

◆ダンボーズ(DMB)
2021年に初優勝して以来、毎年上位に食い込む強豪チーム。昨年は惜しくも準優勝。安定した実力と団結力が魅力で、再び頂点を狙う。

◆キザル(KZR)
今年の“台風の目”とも言える存在。コロナ禍を乗り越えてチーム編成を重ね、昨年初のプレーオフ進出。そして今季はさらに成長し、2年連続で予選突破。勢いに乗るこのチームを誰が止められるのか注目だ。

◆ビーズ(BEE)
2023年に5年ぶりに復活しながらも、かつての強さをそのままに予選を突破。優勝経験者も多く在籍しており、勝負どころでの集中力は健在。大会優勝を虎視眈々と狙う。

◆じゃんくす(JUN)
記録更新中の「36大会連続プレーオフ進出」を誇る老舗チーム。ベテランの経験と若手の活躍が見事に融合した、まさに“最も当たりたくないチーム”。

◆ブラックベーブ(BYB)
2024年に旧・ベーブとブラックヤンキーズが合併して誕生した新生チーム。2年目にして初のプレーオフ進出。逆転勝利を連発し、“逆転の魔術師”の異名で他チームから恐れられる存在に。

◆ジョーカーズ(JRS)
大会最多11度の優勝を誇る伝統の強豪。今季は苦しいシーズンだったが、終盤に怒涛の巻き返しを見せてギリギリでプレーオフ進出。土壇場での強さは健在だ。

この8チームによって、2025年のJAA外務大臣杯決勝トーナメントがいよいよ開幕!熱い戦いが繰り広げられた1回戦、果たして勝ち上がったのはどのチームか?そして来週行われる準決勝、さらには決勝に進むのは一体どのチームなのか――続報をお見逃しなく!

ごみあさりII

強力ダンボーズ打線を最小得点に抑えた、ベテラン投手コンビのリッチーと長島

1234567R
JUN00020002
DMB00100001
W: Nagashima
S: Richie
HR: Chris (DMB)
RBI: Chris (DMB), Ross, Kasei (JUN)

じゃんくす 2 ー ダンボーズ 1
激戦の記憶、再び――じゃんくす、宿命のライバル対決を制す!
プレーオフ1回戦にして、いきなりの名勝負が実現!幾度となく名勝負を繰り広げてきた「ダンボーズ」と「じゃんくす」が激突。お互いに手の内を知り尽くした者同士の一戦は、予想外の“静寂”で幕を開けた。序盤から主導権を握ったのは両チームのエースたち。ダンボーズは剛腕ミゲル、対するじゃんくすは精密機械・長島。この二人による壮絶な投げ合いに、グラウンドの空気は一瞬たりとも緩まない。均衡を破ったのは、ダンボーズの大砲・クリス。沈黙を破る一振りは、なんとレフトフェンスを越える特大ソロホームラン!「先に点を取った方が有利」と言われるこの展開で、ダンボーズがついに口火を切る。しかし、ここからがじゃんくすの真骨頂だった。4回、キャプテン・岩本が気迫のヒットで出塁すると、続く竹内が完璧なつなぎでチャンスを広げる。そしてここぞという場面で頼りになる男たち――ロスとカセイが、鮮やかな連続タイムリーヒット!一気に試合をひっくり返し、じゃんくすが2対1と逆転に成功。その後も試合は一瞬も気が抜けない展開。長島が5回を1失点でまとめると、マウンドには“生ける伝説”リッチーが登場。重圧のかかるプレーオフの終盤を、ベテランらしい落ち着きで抑え込み、最後までダンボーズ打線に反撃の隙を与えなかった。結果、じゃんくすが2対1で接戦を制し、準決勝進出!相手は大会2連覇中の絶対王者・ルーキーズ。激闘を乗り越えてきたじゃんくすが、この勢いのまま王者を止められるのか――。次戦も目が離せない!


サヨナラ勝ちのお膳立てとなるヒットを放った、ビーズ・キョウヘイ

12345678R
KZR001001103
BEE01110001x4
W: Saito

ビーズ 4 ー キザル 3(延長8回サヨナラ)
“風”が運んだ劇的結末!ビーズ、延長戦を制し準決勝へ
パンデミック中に合同チームとして共に戦った因縁の相手、ビーズとキザルがプレーオフ初戦で激突。お互いの手の内を知り尽くす一戦は、予想通りの接戦となった。試合を先に動かしたのはビーズ。2回、俊足・岡本が足でかき回し、キザル守備陣に揺さぶりをかけて先制点を奪う。キザルもすぐに1点を返して同点とするが、ビーズはなんとカイドーがホームスチールを決め、再びリード。さらに4回にも追加点を挙げ、試合はビーズ優位で終盤へ。粘るキザルは6回に1点を返し、最終回ツーアウトランナー2塁の土壇場で、レフトへのフライが…まさかのポテンヒットに!突如吹いた“いたずらな風”が打球を落とし、土壇場でキザルが同点に追いつく。勝負は延長戦へ。だがここでも風がドラマを演出。キザルはライト線へのヒットで勝ち越しかと思いきや、風に押し戻されてファウル判定。その後無得点に終わる。迎えたビーズの攻撃。キョウヘイのヒットでノーアウト1・3塁とすると、最後は頼れる男・ケニーが風を味方にセンターオーバーのサヨナラ打!劇的な幕切れでビーズが準決勝進出を決めた。この日、勝敗を分けたのは技術でも戦術でもなく…「風」だった。


ニコニコ対ジョーカーズ戦が行われた、Central Park North Meadows #3

1234567R
JRS00000000
NIK310020x6
W: 丸田
RBI: Fernandez 3, 武田、山崎、丸田

ニコニコ 6 ー ジョーカーズ 0
打線爆発&鉄壁の投手陣!圧巻の勝利劇!
試合は初回から動いた。2番・武田が鮮やかなレフト前ヒットでチャンスメイク。続く3番・山﨑、そして4番・Fernandezが立て続けにレフトオーバーのタイムリーヒットを放ち、いきなり2点を先制。さらに、5番・丸田がセンターへ鋭いライナーを放ち、これが犠牲フライに。クリーンナップの3者連続打点で、初回から一挙3点を奪う理想的な立ち上がりとなった。勢いは止まらない。2回にはヒットで出た河内を田村がきっちりバントで送り、上位打線へつなぐと、1番・西島、2番・武田の連続ヒットで追加点。序盤から試合の主導権を完全に掌握した。しかし3回・4回は、マウンドに上がったJRS・Shokoの好投の前に打線が沈黙。流れを変えられそうになるも、5回に再び打線が爆発!ランナーを一人置いて4番・Fernandezが左中間を深々と破る特大2ランホームラン!勝負を決定づけた。一方、投げては先発・丸田が文句なしの快投。毎回の10奪三振、無四球、わずか1安打という圧巻のピッチングで相手打線を封じ込めた。最終回は山﨑がマウンドに上がり、2奪三振を含む三者凡退で堂々の締め。投打ががっちりかみ合い、見事な勝利を飾った。


ルーキーズ対ブラックベーブ戦が行われた、Central Park North Meadows #6


ルーキーズ 11 ー ブラックベーブ 1

W: John Sung
RBI: Yuji, Willy 4, Nozomi, Fuyu 2, Ken, Yuki, Yoshi

“逆転の魔術師”封じられる!ルーキーズ、王者の風格で貫録勝ち
セントラルパーク#6で行われた注目の1回戦、ルーキーズ vs ブラックベーブの一戦。3連覇を目指す王者ルーキーズにとって、ここでつまずくわけにはいかない大事な初戦。一方、2年目でのプレーオフ進出を果たしたブラックベーブは、「胸を借りるつもり」で臨んだ挑戦者の立場ながら、“逆転の魔術師”の異名を引っ提げて一矢報いたいところだった。…しかし、王者は甘くなかった。初回から隙のない攻撃と堅い守備で試合の流れを完全に掌握。ルーキーズはまるで“勝ち方を知っているチーム”そのもので、終始ゲームをコントロール。ブラックベーブの逆転劇を封じ、11対1の大差で圧勝。貫禄の内容で準決勝へと駒を進めた。そして次なる相手は、これまで幾多の死闘を繰り広げてきた因縁のライバル「じゃんくす」。強豪ダンボーズとの熱戦を制して勝ち上がってきたこのベテラン集団との一戦は、まさに“準決勝の名にふさわしい”宿命の対決となる。ルーキーズ vs じゃんくす――勝つのは、王者の意地か、経験と執念か。激戦必至のセミファイナルに、乞うご期待!

2025年度第39回JAA外務大臣杯軟式野球大会 決勝トーナメント
8月3日(日)8月10日(日)8月17日(日)
ブレーオフ1回戦準決勝決勝戦
ニコニコ(NIK)
NIK 6 - JRS 0ニコニコ(NIK)
ジョーカーズ(JRS)
Central Park #6
キザル(KZR)
BEE 4 - KZR 3ビーズ(BEE)
ビーズ(BEE)優勝
Central Park #3
ダンボーズ(DMB)
JUN 2 - DMB 1じゃんくす(JUN)
じゃんくす(JUN)
Central Park #3
ルーキーズ(ROK)
ROK 11 - BYB 1ルーキーズ(ROK)
ブラックベーブ(BYB)8月17日(日)
3位決定戦
Central Park #6



~ In Memory of ~


Kazumi Hakamada (DMB)