6月15日(日)試合結果 Game Result - Week 7 JAA外務大臣杯軟式野球大会第7週目

3塁への盗塁を決め、ビーズの追加点へと繋げた、ビーズ・岸川

6月15日(日)

天気:雨☔

KZRBATROKR&HBYBNIKPIGJUNBEEJRSRDODMB
2 - 18 - 50 - 92 - 53 - 02 - 12

先週の試合は週末の大雨により全試合が雨天中止という残念な結果に。そして今週末もまたもや雨予報が続き、「まさか2週連続で中止?」という不安が選手たちの間でささやかれていた。しかし!ランドルズアイランドパークの係員さんたちの神業的なグラウンド整備と、大会役員の連携による絶妙なタイミングでのグラウンド状況チェックのおかげで、なんとか試合開催にこぎつけることができた。とはいえ、試合中はしつこく小雨がパラパラと降り続き、まるで野球の神様が「そう簡単にはやらせないぞ」と言わんばかりの悪条件。そんな中でも諦めずにプレーした選手の皆様、本当にお疲れ様でした!そしてハッピーファザースデー!

なんとか決行された今週の試合は、なんとシーズンの折り返し地点という節目のタイミング。後半戦への弾みをつける超重要な一戦となった。そして今週最大の注目カードは、破竹の3連勝中で勢いに乗るブラックベーブ(BYB)と、トップタイで虎視眈々と首位を狙うニコニコ(NIK)の決戦!さらにプレーオフ戦線の命運を分けるキザル対バットメン戦など、手に汗握る熱戦が目白押し。今週の結果次第では成績表がさらにカオス状態になること間違いなし。この大混戦、一体誰が笑うのか!?

ごみあさりII

3塁のクロスプレーでギリセーフだった、ルーキーズ・ゆーじ

1234567R
ROK410003x8
R&H110003x5
W: ふゆ
RBI: ゆーき2,新見、矢吹、ゆーじ3、ふゆ
HR:ゆーじ
ルーキーズ(ROK) 8 ー ラジハマ(R&H) 5(6回時間切れ)

ランドルズ#27の第2試合は、首位に0.5ゲーム差で迫るルーキーズと初勝利を狙う銀河系軍団ラジハマの対戦となった。試合はルーキーズが初回に4点を先制すると、2回にはユージが特大ソロホームランを放ってさらにリードを広げた。一方のラジハマも意地を見せ、1回と2回に1点ずつを返して食い下がる。3回から5回までは両チームとも追加点を許さない膠着状態が続いたが、6回にルーキーズがラジハマのミスをついて3点を追加し、試合の行方が決まったかに見えた。しかしラジハマはその裏に猛反撃を開始。なんと3点を一気に取り返し、1打逆転の絶好のチャンスを掴んだが、惜しくも最後の一本が出ないまま時間切れとなった。結果はルーキーズが8対5でラジハマを下し、首位争いでさらなる存在感を示した。ラジハマは惜敗に終わったものの、最後まで諦めない執念の追い上げで今後への希望を繋いだ熱戦となった。


悪条件の中での完封勝利で貴重な勝利をもたらした、ビーズ・岡本

1234567R
BEE01101003
JRS00000000
W: 岡本
ビーズ(BEE)_ 3 ー ジョーカーズ(JRS) 0
ランドルズ41番の第2試合は、プレーオフ進出を争うジョーカーズとビーズの重要な対戦となりました。今シーズンはいまいち調子が上がらないジョーカーズに対し、ビーズは欠場者が多く最低人数の9人ギリギリで試合に臨んだ。人数不足のビーズよりもジョーカーズが有利と予想されていましたが、ビーズの岡本投手が今季初先発として登板し、試合の流れを大きく変えることになりました。試合中は小雨が降り続く悪天候でしたが、岡本投手は素晴らしいピッチングを披露。13個の三振を奪う完璧な投球でジョーカーズの打線を完全に封じ込み、一度も得点を許さなかった。一方、ビーズの打線は2回、3回、5回にそれぞれ1点ずつを獲得し、岡本投手の好投をしっかりと援護した。結果、ビーズが3対0の完封勝利を収めました。人数不足というハンデを跳ね返し、岡本投手の初先発完封という見事な結果で、プレーオフ争いにおいて重要な勝利を手にした。


タイムリーツーベースで1点を返した、ピギーズ・トモヤ

1234567R
PIG00100102
JUN040100x5
W: 長島
RBI: 岩本3、アレックス、小沢
じゃんくす(JUN) 5 ー ピギーズ(PIG) 2

開幕2連敗からスタートしたものの、その後徐々に勝ち星を積み重ねているじゃんくすと、強豪相手に接戦を繰り返しながらもなかなか勝利に恵まれないビギーズの対戦となった。試合の流れを決めたのは初回の攻防でした。ビギーズはいきなりノーアウト2・3塁の絶好のチャンスを作り、犠牲フライで先制点を奪うかと思われた。しかし、じゃんくすのセンター岩本選手が見事なバックホームの送球を見せ、ホームでランナーをアウトにして得点を阻止した。そして2回には、岩本選手が今度は打撃で存在感を示した。満塁のチャンスでセンターオーバーのツーベースヒットを放つなど、この回だけで4点を奪い大きくリードを広げた。ビギーズも反撃を試み、じゃんくすのベテラン投手陣である長島投手とリッチー投手からそれぞれ1点ずつを返しましたが、それ以上の追加点は奪えなかった。結果、じゃんくすが5対2で勝利を収め、好調な歩みを続けることになりました。岩本選手の守備と攻撃での活躍が勝利の鍵となった一戦でした。



息子の活躍に負けずとヒットを放つ、ロデオ50・三木SR

1234567R
RDO20000xx2
DMB14007xxx12

ダンボーズ(DMB) 12 ー ロデオ50(RDO) 2(5回コールド)

父の日にふさわしい親子関係の深いチーム同士の対戦、ダンボーズ対ロデオ50の試合が行われました。試合の口火を切ったのはロデオ50でした。親子で同じチームでプレーする三木JR選手が、いきなり特大のツーランホームランを放ち、2点を先制しました。しかし、ダンボーズもすぐに反撃に転じました。親子が別々のチームでプレーするオム選手が、まさに父の日の贈り物と言わんばかりの大活躍を見せ、一挙に5点を奪って逆転に成功しました。その後、試合は一時的に膠着状態となりましたが、5回裏にダンボーズが再び爆発しました。この回だけで7点という大量得点を挙げ、試合を決定づけました。最終的に、ダンボーズが12対2の5回コールドゲームで勝利を収めました。父の日の特別な親子チーム対決は、ダンボーズに軍配が上がる結果となりました。


1234567R
BYB00000000
NIK200124x9
W: Naoki
RBI:Takeshun 2, Robert 2, Yoshi 2, Michael, Sako
HR:Robert

ニコニコ(NIK) 9 - ブラックベーブ(BYB) 0
ここまで3試合連続で劇的な逆転勝利を収め、勢いに乗るブラックベーブ。しかし、彼らの前に立ちはだかったのは、開幕から首位タイを走り続ける強豪・ニコニコだった。試合は初回、ニコニコのロベルトがツーランホームランを放ち、いきなり先制。とはいえ、ブラックベーブにとって先制を許すのはいつもの展開。ここから反撃に転じるはずだった——。しかし、相手は今季最強とも言われるニコニコ。そう簡単に流れは渡してくれない。なんとか反撃のチャンスをうかがうブラックベーブだったが、4回・5回・6回と連続で追加点を奪われ、点差は広がる一方。最後まで反撃の糸口をつかめぬまま、試合は終了。これまで数々の逆転劇を演じてきたブラックベーブだったが、ニコニコという高い壁の前に力及ばず、9対0でニコニコの勝利となった。


1234567R
KZR00000112
BAT00001001

キザル(KZR) 2 ー バットメン(BAT) 1
ここまで2勝2敗と同じ成績で並び、プレーオフ進出を狙う両チームの直接対決。この大事な一戦は、誰もが予想しなかった緊迫の投手戦となった。両チームのエースが意地をぶつけ合い、試合は得点の気配すら見えないまま中盤へ。迎えた5回、キザルの守備ミスをきっかけに、バットメンが待望の先制点を奪う。しかしこのプレーが両チームに変化をもたらす。流れを渡し続けなかったキザルは、直後の6回に1点を返して同点に追いつくと、最終回にはさらに1点を追加し逆転に成功。バットメンも最後まで粘りを見せたが、あと1点が遠かった。接戦を制したのはキザル。2対1でバットメンに競り勝ち、プレーオフへ向けて大きな一勝を手にした。


成績表(6月15日時点)
TeamWLTPCTGBRSRADIFF
NIK4011.000-38533
DMB4011.000-37631
ROK410.8000.5261313
JUN320.6001.5321913
KZR320.6001.522166
BEE320.6001.52123-2
BYB320.6001.51531-16
BAT230.4002.525232
JRS131.25031722-5
PIG032.0003.51525-10
R&H041.00041241-30
RDO050.0004.51956-37

6月8日(日) 雨天中止ーWeek 6 JAA外務大臣杯軟式野球大会第6週目

土曜に降った大雨の後のランドルズ#27
6月8日(日)
天気:曇りのち晴れ

6月8日(日)に予定されていた試合は前日に降った大雨の影響によりグラウンドが使用不可であったため、全予定試合は中止となりました。

すでに雨天中止のための予備日はすべて消化してしまったため、第6週目の試合のメイクアップゲームは行ないません。次週の予定試合は第7週目の試合となります。



先週6月3日、「ミスター」の愛称で親しまれた長嶋茂雄氏が永眠されました。野球にかかわる全ての人々に愛され続けた偉大な方を失い、深い悲しみに包まれております。

長嶋氏は1958年に読売ジャイアンツでプロデビューを果たし、1974年の現役引退まで、まさに日本野球界の顔として活躍されました。引退から50年が経った今もなお、長嶋伝説は色褪せることなく語り継がれています。

私自身、長嶋氏の現役時代を直接見てはおりませんが、長島氏が日本の野球界に与えた影響の大きさを深く感じてます。野球を国民的スポーツへと押し上げ、多くの人々に夢と感動を与え続けたその功績は計り知れません。

ここニューヨークで私たちが日系野球大会を開催できるのも、長嶋茂雄氏が野球を愛される人気スポーツに育て上げてくださったからこそだと、心から感謝しております。

長嶋茂雄氏の存在は、まさに後世に語り継がれるべき偉大なものでした。どうか天国からも、私たちの野球を温かく見守り続けてください。

長嶋茂雄氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


ごみあさりII

6月1日(日)試合結果 Game Result - Week 5 JAA外務大臣杯軟式野球大会第5週目

待望の2点目のタイムリーヒットを放った、ロデオ50・ワタル

6月1日(日)
天気:曇りのち晴れ

BYBBATDMBNIKKZRR&HRDOJUNROKBEEPIGJRS
5 - 42 - 27 - 12 - 173 - 22 - 2

メモリアルデーウィークエンドの長い休みも終わり、JAA軟式野球大会はいよいよ中盤戦に突入した。今年の大会は毎週のように雨に悩まされ続けているが、この日も試合当日の早朝まで開催が危ぶまれた。しかし、なんとかグラウンドが乾いてくれたおかげで、全試合を無事に実施することができた。

リーグ内では謎の「雨男」の存在が囁かれているが、最近は新しい説が登場している。実は日曜日になると雨をピタリと止める「晴れ男」なのではないかという噂だ。果たして真相はいかに...

今週最も注目されたのは、セントラルパークで行われたリーグトップを走る無敗同士の頂上決戦、ダンボーズ(DMB)対ニコニコ(NIK)戦だった。また、快進撃を続けるバットメン(BAT)と絶好調のブラックベーブ(BYB)による勢いのあるチーム同士の直接対決も大いに盛り上がった。

一方、ランドルズアイランドでは、プレーオフ戦線に大きく関わる重要な一戦となるジョーカーズ対ピギーズ戦や、順位の入れ替えがかかった緊迫のルーキーズ対ビーズ戦など、どの試合も手に汗握る展開となった。

6月に突入し、さらに熱い戦いが繰り広げられることは間違いない。次回の試合にもぜひご期待いただきたい!

ごみあさりII


打撃、守備、走塁と3拍子揃った、ベーブ・ジェームス飯野

1234567R
BAT20020004
BYB200003x5
W: 山田結
RBI: 山田久2、山田結、森

ベーブ 5 - バットメン 4

B&B,初回からまたもやエラーでランナーを出し得点を与えてしまう、いつものパターンで2失点。だが今日はすぐに2本のヒットで2点を返し同点。その後2、3回と無得点で抑えた先発新海だが、またも4回にエラー絡みで2点を献上。一方バットマン片山投手の好投で2、3、4、5回と無得点に抑えられたB&Bだが6回裏にツーアウトから4本のヒットと死球を絡めて一気に3点を取って逆転。6回からリリーフした山田結が2回を4奪三振と完璧に抑えてB&B 3戦連続逆転で接戦を制し3勝目を挙げた。この試合、ベーブ創設時からのメンバーで昨年亡くなったジョージ飯野の息子ジェームスが打っては3安打、さらには守備、走塁と大活躍で逆転勝利の立役者となった。見てたか、ジョージ。


5回に同点タイムリーで試合を振り出しに戻した、ジョーカーズ・トモキ

1234567R
PIG00010102
JRS00002002
RBI: Nagata, Tomoki (JRS)

ピギーズ 2 - ジョーカーズ 2(7回引き分け)
今シーズン、いまいち実力を発揮できずにいるピギーズとジョーカーズの対戦。プレーオフ戦線にも大きく関わる重要な一戦だけに、両チームとも慎重な立ち上がりを見せた。緊張感漂う静かな試合展開の中、先に動いたのはピギーズだった。4回に待望の先制点を挙げ、試合の主導権を握ったかに見えた。しかし、野球は何が起こるか分からない。続く5回、ジョーカーズのNagataとTomokiが連続でタイムリーヒットを放ち、あっという間に逆転に成功した。このまま黙って引き下がるピギーズではない。すぐさま反撃に転じ、同点に追いついて最終回へ。両チームともに決定打を欠き、結局は引き分けという痛み分けで緊迫した試合の幕が下りた。プレーオフ争いにおいて貴重な勝ち点を分け合う結果となったが、両チーム共に今後への手応えを感じる内容だった。

ランドルズ27番で行われた、キザル対ラジハマ戦

1234567R
KZR40110017
R&H00001001

キザル 7 - ラジハマ 1
まだ今季初勝利に手が届かないラジハマと、成績を5割に戻したいキザルの対戦。この試合にキザルは隠し玉を準備して臨んだ。しかし、隠し玉を使う前にキザル打線が爆発した。初回からいきなり4点を先制し、さらに3回と4回にも追加点を加えて大量リードを築いた。このままでは隠し玉の出番はないかと思われた。ところが5回にラジハマが反撃を開始。まず1点を返し、さらに追加点を狙うチャンスが生まれた。ここでキザルはついに隠し玉を投入し、ラジハマ打線を効果的に抑え込むことに成功した。7回にキザルが追加点を奪い、最終的にラジハマの反撃を封じて勝利を収めた。ラジハマの初勝利はまたお預けとなった。


じゃんくすの秘密兵器として初のスタメン入りを果たした、じゃんくす・ミカ

1234567R
RDO01001xx2
JUN9044xxx17
W: Nagashima

じゃんくす 17 - ロデオ50 2(5回コールド)
この対戦には因縁がある。去年の試合で、じゃんくすは初回に9点の大量得点を記録したものの、2回以降はロデオに完全にシャットダウンされ、危うく試合を落としそうになった苦い記憶があった。そして今年の対戦。まるでデジャヴのように、じゃんくすは再び初回に9点を先制した。しかし2回の攻撃がパタリと止まると、去年の悪夢が脳裏をよぎる。「また同じことが起こるのか...」だが、今年のじゃんくすは違った。3回に4点を追加し、さらに4回にも4点を重ねて、去年とは別のチームであることを証明した。同じ間違いは二度と繰り返さない強い意志が感じられた。結果は17対2でじゃんくすのコールド勝ち。去年の苦い経験を糧に成長したじゃんくすが、見事に勝利した試合となった。


2試合連続(3本)でホームランを打った、ニコニコ・ヤマ

1234567R
NIK00200002
DMB00002002
HR: Yama

ニコニコ 2 - ダンボーズ 2(7回引き分け)
今週最大の注目カードとなった無敗のトップ同士の対決、ニコニコ対ダンボーズ戦。どちらが勝ってもおかしくない好カードで、先に動いたのはニコニコだった。主砲Yamaのツーランホームランが炸裂し、2点を先制したニコニコが試合の主導権を握った。しかし、この試合には特別な因縁があった。現在ニコニコのエースとして活躍するナオキは、実は元ダンボーズのエースだったのだ。古き戦友に完全に抑え込まれたダンボーズ打線だったが、5回についに反撃の狼煙を上げた。かつてのチームメートを相手に2点を返し、試合を同点に持ち込んで振り出しに戻した。最終的に両チームとも決定打を欠き、注目の一戦は2-2の引き分けで幕を閉じた。無敗対決にふさわしい緊迫した試合だったが、勝負の行方はプレーオフでの対戦まで持ち越しとなった。

新婚ホヤホヤでいきなり安打を放つ、ビーズ・ジョージ

ルーキーズ 3 - ビーズ 2 
ここまで2勝1敗で並ぶルーキーズとビーズの対戦。お互いにリーグ上位を目指す重要な一戦だった。試合前の戦力を比較すると、ルーキーズは9人ギリギリの変えの利かない状況。一方のビーズはフルメンバーで万全の体制を整えており、明らかにビーズ有利と見られていた。ところが、思わぬアクシデントが発生した。この試合と日本クラブの試合時間が重なってしまい、多くのビーズメンバーが試合中に離脱を余儀なくされたのだ。結果として、両チームともにギリギリのメンバーで臨むことになった。試合は予想通りの接戦となり、最終的にルーキーズが3対2の僅差で勝利を収めた。もし両チームがフルメンバーで対戦していたら、また違った結果になっていたかもしれない興味深い一戦だった。


成績表(6月1日時点)
TeamWLTPCTGBRSRADIFF
NIK3011.000-29524
DMB3011.000-25421
ROK310.7500.518810
BYB310.7500.51522-7
JUN220.5001.5271710
KZR220.5001.520155
BAT220.5001.524213
BEE220.5001.51823-5
JRS121.33321719-2
PIG022.0002.51320-7
R&H031.0003733-27
RDO040.0003.51744-27