8月21日(日)第26回 JAA外務大臣杯何式野球大会/決勝トーナメント戦
セントラルパークはノースメドー野球場において準々決勝4試合、準決勝2試合の合計6試合が行われた(ベスト8/プレイオフ)。大会史上、初めて経験する同日、準決勝まで一気に駆け上る(ダブルヘッダー)日程、戸惑いと選手の皆さんへの申し訳無い、複雑な気持ちが入り混じった本部役員、第1試合を勝ち抜いた4チーム(ボコボコ、シルバーズ、ジョーカーズ、
6試合中最も観客を湧かせたゲームは、何と言ってもボコボコ(
#3フィールドのじゃんくす対シルバーズ(準決勝)
今年もジョーカーズとじゃんくすの決勝戦に、
来週8月28日決勝戦、3位決定戦、表彰式、
大会前、3月のミーテイングから今日まで、
本大会を最後に帰国する方も居る様です(ダンボス)、
最終日28日、晴れてくれ、最高の一日にして欲しい!
大会本部役員/加藤脩治、高橋俊輔、陳 家誠、ニューヨーク日系人会事務局
1試合目 準々決勝
準々決勝で完封勝利をするじゃんくす川嶋 |
先制点を得点するじゃんくす・伊藤 |
じゃんくす 2 - ダンボス 0
DUM 0 0 0 0 0 0 0 0
JUN 2 0 0 0 0 0 x 2
勝利投手: 川嶋啓太
ダンボス先行の1回表、2番バッターがレフト前ヒット、 目測を誤ったレフト家誠が後逸するも、 2塁を狙ったランナーをセカンドに好返球しタッチアウト、 ダンボスに好機を作らせなかった。 続く1回の裏じゃんくす先頭の伊藤がヒットで出塁、エラー、 デッドボールで、ノーアウト満塁としたあと、 4番高橋の内野ゴロフィルダースチョイスの間にじゃんくす先制。 2アウト後、2塁牽制のスキをついて、 3塁ランナー川嶋がホームスチールで、じゃんくす貴重な追加点。
その後は、ダンボス・牧野、じゃんくす・ 川嶋両投手の投手戦となる。 じゃんくすは度々スコアリングポジションにランナーを出すものの あと一本が出ず、 ダンボスは川嶋の前に2塁ベースを踏ませてもらえず、 ヒット1本、12奪三振に抑えられ、川嶋の完封で、じゃんくす・ 準決勝進出を決める。
ジョーカーズ 4 - ラジエーターズ 0
JKR 0 0 1 0 1 1 1 4
RAD 0 0 0 0 0 0 0 0
ジョーカーズ・ヤス投手、ラジエーターズ・ザング、両エースの投手戦でゲームは進んだ。2回までヤス4奪三振、ザング5奪三振。3回表ジョーカーズの攻撃、1アウト後8番サード健がヒットで出塁、9番1塁手ヒエイは粘った挙句左中間に上手く運び、1アウト2.3塁のチャンス。ここで1番レフト鉾谷、ここできっちりスクイズで1点を先取。5回表ジョーカーズの攻撃、相手のエラーがらみで1点追加。6回表ジョーカーズの攻撃2アウトランナー3塁から5番キャッチャー剛央の ライト前ヒットでさらに1点追加。7回表Jの攻撃、7番ライトたかが振り逃げで出塁後、2アウトランナー3塁で1番鉾谷がサードへヒットを放ち1点追加。
シルバーズ 4 - バットメン 0
2試合目 準決勝
リリーフ登板で勝利を収める、じゃんくす・リッチー |
じゃんくす 1 - シルバーズ 0
SIL 0 0 0 0 0 0 0 0
JUN 0 0 0 1 0 0 x 1
勝利投手: リッチー・コトー
準々決勝にひき続き行われた、準決勝。じゃんくす・川嶋、シルバーズ・中村、
それ以降もじゃんくす、
サヨナラ・ヒットを放つジョーカーズ高橋 |
BOK 0 5 1 0 0 0 1 7
JKR 0 0 6 0 0 0 2x 8
大会始まって以来の決勝トーナメントのダブルヘッダー、両チームともに多少の疲れがあるなかプレーボール。1回表ボコボコの攻撃1アウトから2番キャッチャーシゲがセンター前に ヒットで出塁。3番サードケンジはショートゴロでゲッツーかと思われたが1塁は セーフ。俊足ぞろいのボコボコ上位打線がいつ仕掛けてくるかと、 JOKERSバッテリーは警戒中、 4番ライトユウイチの3球目にケンジ選手盗塁を試みるも、捕手剛央の好送球により3アウトチェンジ。1回裏ジョーカーズの攻撃1アウト後2番セカンド俊輔がサードのエラーで出 塁。パスボールで2塁へ。3番投手ヤスのショートゴロでショートが1塁へ悪送球の間に俊輔 は本塁を狙うがシゲ捕手見事なブロックで本塁で間一髪タッチアウト 。
2回表4番ユウイチからBの攻撃はライト前ヒットで始まる。5番ショートシン右中間2塁打、 2試合目で疲れが見られるヤスから連打。7番DHサカモトはセカンドフライで1アウト。1アウト2.3塁のチャンス。 7番1塁手ミツルは4ボールを選び満塁。8番2塁手マサはセンター前ヒットで1点を先取。9番センターゆうじはライトへヒットを放ち2点加点で3点目。1番センターユウスケは4ボールを選びデットボールと4ボールでさらに2点を奪い計5点先取。3回からジョーカーズは1試合目を完封して疲労の見えるヤス投手から寺谷投 手に交代、ボコボコは寺谷投手の立ち上がりを攻めさらに1点を追加し6-0。
しかしここからが野球は何が起こるかわからない。相手投手にも疲労が見え始めてきた3回裏。8番サード健空の攻撃、ライトへヒットを放つ。9番ファーストひえいはセンターオーバーを放ち、ノーアウト1. 2塁。1番鉾谷はサードのエラーを誘い二人生還で6-2。2番俊輔は4ボールを選ぶ。3番ヤスはセンター前にはじき返す。ノーアウト満塁のチャンス。4番センター優介はセカンドゴロでホームで鉾谷がホースアウト、 しかし1アウト満塁。5番剛央もエラーで出塁、ここで1点を返し、6-3。6番ショート雨宮は4ボールを選び押し出しで4点目、6-4。7番たかは三振で2アウト。打者一巡でバッターは再び健、冷静に4ボールを選び押し出し、6-5。1点差まで詰め寄るジョーカーズ、 相手投手も相当の疲労だと思うが気合で投げる。9番ヒエイはセカンドゴロしかし送球エラーで1点を奪い6- 6の同点、試合は振り出しに戻る。
4回裏からフィールドを#4に移動。6回裏ジョーカーズは2アウト満塁のチャンスで5番剛央のセンタへ抜けるか という当たりを右手(素手)で止め1塁へ送球しチェンジ。7回表ボコボコの攻撃、1アウト後6番さかもとがレフト前ヒット、続く7番ミツルはセンター前ヒットで1アウト1.2塁。8番マサのサードゴロを1塁へ送球その間にサードランナーがスタ ートを切り本塁生還で1点勝ち越し。
1点を追うジョーカーズの攻撃は6番雨宮から。雨宮はフルカウントから三振、1アウト。続く7番たかは4ボールを選び出塁。8番投手寺谷はサードゴロでダブルプレーで万事休すかと思われた が1塁はセーフ、2アウトランナー1塁。9番ひえいはストレートの4ボールでランナー1、2塁。2アウトながら1打同点の場面で打順は一番鉾谷。鉾谷は1ストライクごショートゴロで試合終了かと思われたが、ショート、バウンドが合わずボールをはじき、2アウト満塁。
1点を追うジョーカーズ2アウト満塁で打順は2番俊輔。初球ボール、2球目ストライク、3球目を芯で捕らえレフト前にライナーを放つ、3塁ランナー生還で同点。そしてレフトがファンブルした間に2塁ランナーひえいも本塁を狙い、間一髪セーフでジョーカーズがサヨナラ勝ち。
ダブルヘッダーということも有り、疲労があるのにも関わらず、長い試合でした。