2012年5月6日 開幕戦 試合結果

開幕式で選手宣誓する、じゃんくす・小山
第27回JAA外務大臣杯軟式野球大会
(日米‥桜寄贈100周年特別記念大会)

5月6日、伝統ある早朝野球で有名なニューヨーク日系人会主催の(在ニューヨーク日本国総領事館 後援)軟式野球大会の開幕戦がセントラルパークとランドロス島で行われた。昨年度優勝チーム ”じゃんくす” (宮崎監督)代表の小山選手の力強い選手宣誓、そして元MVP賞に輝いた内藤氏の始球式(じゃんくす VSオレガ戦)で18チームに依るリーグ戦(72試合)の熱戦の火蓋が切って落とされました。

大会始球式を務めた、元大会MVPの内藤

更に、本大会は7月に予定されているインターリーグ公式戦(2試合)とA・Bブロック上位4チーム(計8チーム)が決勝トーナメント戦(プレイオフ)に駒を進め、本年度のチャンピオン争奪戦(8月)を行う事となります。
4ヶ月間の長期にわたり仕事と野球そして家庭(?)、を両立してゆくのは本当に大変な事と思います。8月はロンドンオリンピック開幕と重なり、観客動員に影響が出てくるではと大会本部の関係者も今から心配しています(?)。
昨年の311大震災を経験した多くの日本人の皆さんは復旧・復興に向けて世界中で大活躍をしています。我々野球関係者も毎試合に渡り被災地に向けての”黙祷”を捧げてきました。そしてこれからもニューヨークのグラウンドから ”エール”を送り続けます。13日(日)はジャパンデイが開催されます、我々も試合終了後に参加する予定です。

大会本部(加藤、高橋、家誠、鈴木、事務局)

犠牲フライで得点し試合をふりだしに戻す、じゃんくす・かせい
じゃんくす 4 ー オレガ 1
JUN  0 0 0 2 0 0 2  4
ORG  0 1 0 0 0 0 0  1
勝利投手:リッチー・コトー(じゃんくす)
打点:小山、伊藤、松井、高橋(じゃんくす)
開会式の直後に行われた2012年シーズン開幕戦。先制したのはオレガ。2回裏、ファーボールからチャンスをつくると、ワイルドピッチで1点を先制。ノーヒットで試合の主導権を握る。1点を追いかけるじゃんくすは4回、この日3安打と大当たりの6番家誠のツーベースヒットを足がかりにノーアウト2,3塁とし、ワンアウトから犠牲フライで同点とする。さらにバウンドが変わる幸運な内野安打でこの回に2-1と逆転に成功。じゃんくす先発のリッチは序盤こそ制球が定まらなかったものの徐々に調子をあげ、7回1アウトまでノーヒットピッチング。最終回にも小山の四球からチャンスを作り、松井のタイムリーなどで2点を追加した。選手宣誓を行った小山選手の渋い活躍で、じゃんくすが4-1で開幕戦を飾った。


見事なピッチングで相手打線を抑えた、ショッカーズ・新谷
ショッカーズ 1 ー ジョーカーズ 0
勝利投手:新谷(ショッカーズ)
打点:広瀬(ショッカーズ)
試合はショッカーズ・新谷、ジョーカーズ・アイバンの投手戦となる。ショッカーズは2回裏、エラー、ファーボール、ヒットで作った満塁のチャンスで2アウトから広瀬が貴重なタイムリーを放ち1点を先取、ジョーカーズも3塁まで走者を進める場面を作ったがあと1本が出ず、1-0の僅差でショッカーズの勝利となる。

開幕戦から絶好調のベーブ・ナイン
ベーブ 4 ー ラジエーターズ 1
勝利投手:佐藤
打点:Yamada、Sato、Sumiya、Kuroki(ベーブ)
監督、及び二人のレギュラーメンバーが欠けた状態での初戦でラジエーターズさんに勝てたことにチーム全員喜乱舞でしたが全員いつになく落ち着いたミスのない動きでチャンスを確実にものにしてるところにチームの明らかな成長がみられました。それともただ監督いなくて緊張感無しでいけたのが良かったかも?

ピギーズ打線を2安打に抑えた、マサビッシュ
ボコボコ 6 ー ピギーズ 1
勝利投手:マサビッシュ
打点:Mitsuru、Yasu 3、Yuji(ボコボコ)、神谷(ピギーズ)
序盤ボコボコは毎回満塁のチャンスを作るも、ことごとくピギーズの攻守に阻まれる。ようやく4回、リードオフマンKAZUOの出塁を皮切りにYUJIの好走塁、週末ヒロインYASUの走者一掃3塁打などもあり一挙5点をあげ、守ってはヤングボコボコ守備陣に支えられながら、エース、マサビッシュがピギーズ打線を2安打に押さえ開幕戦を勝利で飾る。

シルバーズの先発投手の中村
シルバーズ 14 ー 猿軍団 4 (5回コールド)
SRG 2 0 1 0 1   4
SIL  5 4 0 3 2  14
猿軍団は初回、シルバーズ先発中村の立ち上がりを攻め、2点を先制するが、猿軍団は投手陣の不調で四球が続き、失点を重ねた。3投手をつぎ込んだ猿軍団だったが、どのイニングも四球による大量失点が治らず、結果14対4の5回コールドゲームとなった。シルバーズは中村、水谷の継投で試合を優位に運んだ。

試合前の緊張感を漂わせる、ビーズ
ビーズ 29 ー ロデオ50 0
BEE  7 3 2 0 17  29
ROD  0 0 0 0 0   0
勝利投手:中田
ホームラン:新山2
打点:新山5、滝沢2、田邊2、石本3、クリス2、楠美2

リリーフ登板でバットメン打線を抑えた、新選組・神谷
新選組 2 ー バットメン 0
SSG  0 0 1 0 1 0 0  2
BAT  0 0 0 0 0 0 0  0
勝利投手:山中(新選組)
セーブ:神谷(新選組)
打点:関、篠崎(新選組)
セントラルパークにて新選組VSバットメン。新選組は3回、内野ゴロの間に1点、5回2アウトからタイムリーで2点目。投げては、長年干され続けていた、山中部長が6年ぶりの涙の勝利投手、2-3年ぶり?に投げた神谷がリリーフで、去年0-10とさっくり負けたバットメンの強力打線を完封。新選組が2-0で開幕戦辛勝。


ダンボーズ 13 ー ブラックヤンキーズ 0 (5回コールド)
BLK  0 0 0 0 0   0
DUM  1 6 0 6 x  13
勝利投手:永田(医)(ダンボーズ)
打点:村尾、袴田、永田(敦)、黒子、青柳
ダンボーズは1回裏、2アウトから4番黒子がサードのエラーで出塁、その間に3塁ランナー袴田が生還して、先取点。2回裏では1アウトから玉川のヒットから相手のエラー、死球、ヒット、四球、四球などで一挙に6点、4回にも6点を追加。投げても先発の永田(医)がブラックヤンキーズ打線を無安打に抑え、13-0でコールド勝ち。