2022年8月7日プレーオフ1回戦ー晴れ🌤 最高気温:35℃
長いようで短かったシーズン、5月の始めから13チームでスタートした第36回JAA外務大臣杯軟式野球大会の予選リーグはついに先週終わりをつげ、その予選リーグを勝ち上がった4チームでよいよプレーオフ第1回戦が行われました。
予選リーグから勝ち上がった4チームとは。。。
強豪が多かった混戦のAブロックの中を一つ抜き出て1位通過をした名門ジョーカーズ。過去10回の優勝経験のあるジョーカーズはJAA野球大会最多となる11回目の優勝を狙う。
そしてAブロック2位通過をしたのは昨年結成されたばかりのチームで2年連続プレーオフ進出を決めた、新星のチュパカブロ。Meet Upの集まりでJAAを制覇するために結成されたチームはニューヨークの軟式野球の頂点にたどり着くことができるのか?
Bブロック1位はJAA野球大会でもっとも古いチームでもあり、昨年は惜しくも準優勝でパンデミック前の17年~19年は3連覇を成し遂げてる、最古で最強のニコニコ。予選リーグも無傷の無敗で勝ち上がり今年も全勝優勝を目指す。
プレーオフ最後の枠を勝ち取ったのは89年のチーム創設以来、32大会連続で前代未聞のプレーオフ進出記録を続けている、影の帝王じゃんくす。優勝からはかなり遠ざかっているがそろそろ復活の兆しを見せてどのチームも一番対戦を嫌がるチームである。
プレーオフが行われたのはJAA野球大会の聖地とも言われてるセントラルパーク。パンデミックの影響でここ数年はセントラルパークでプレーオフを行われることがなかったがついに復活。またこのニューヨークの歴史がある地で熱い試合が繰り広げられた。
過去に何度もプレーオフで対戦し、JAA大会永遠の宿敵のジョーカーズとじゃんくすが1回戦で対戦。試合開始の気温が35℃の厳しい状況の中、じゃんくすはジョーカーズ先発・ショーコの立ち上がりをいきなり攻め、初回に2点を先制する。しかし同じ厳しい状況の中、ジョーカーズもじゃんくす先発の長島の暑さとの闘いの中で満塁のチャンスを作り、押し出しファールボール、そしてジョーカーズ・リュータの特大スリーベースで4点をはじき返す。簡単に引き下がれないじゃんくすはチャンスを作り3回と4回に1点づつを返し、試合は4回を終えて振り出しに戻る。ジョーカーズはそこからリリーフにベテラン・タクを送り、じゃんくすはそのまま先発・長島で続投。両チームここからは毎回得点をチャンスを作るが両投手による粘りのピッチングで得点は許さず、試合はサドンデス方式の延長に突入。じゃんくすは7回からレジェンド・リッチーを投入し、勝負にでるが守備の乱れにより2塁のゴーストランナーが生還。そこからさらなるピンチを抜けれるかと思われたがジョーカーズ・KCによるダメ出しタイムリーツーベースで延長8回での2点目を奪う。もう後がないじゃんくすは最年長・イットさんのタイムリーで1点を返すことができたが、最後はジョーカーズ・タクさんの執念のピッチングで抑え、ジョーカーズが6対5で勝利して念願の決勝戦へとコマを進めた。
ニコニコ 2 ー チュパカブロ 1(6回時間切れ)