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力投するベーブさとう&決勝本塁打のベーブはぎの |
7月10日(日曜日)、大会第9週目、リーグ戦の最終日とは言えない今シーズンの推移。A,Bブロック共に1位、2位同士のぶつかりあいの試合、
ランドロズ球場ではボコボコ対じゃんくす戦4−2でボコボコ勝利、
セントラルパーク球場ではジョーカーズ(西青木監督)対シルバーズ(鈴木監督)延長10回、2−
0でジョーカーズが勝利。SIL と JRS 共にバッテリーのレベルの高さには驚いています(
ネット裏観戦者の長老)。皆さんのチームの実力(技術)
が昔より数段アップしていると感じられます
全体の成績表の順位が気になります? 順延試合がこの後、3週間続きます。残りの試合が1、2試合と分かれますが、既にベスト8の切符を手にしたチームも?3〜4チーム確定かな?、両ブロックの4位争い(攻防戦)が最大の見物となります。
まだまだ何とも言えませんが、初優勝の夢を語ればボコボコ、シルバーズ、猿軍団?それとも15年ぶり2度目の優勝ラデエターズ?3年ぶり(5度目)とそろそろ順番が回って来たじゃんくす? おっと本大会最多(10回)優勝のジョーカーズの鞘に今年もピッタリとおさまるのかな?予測がつきません!実質、残り2週間が勝負です、個人賞の成績提出も忘れずに御願します。
東日本大震災から今日で4ヶ月になります。毎回、試合前に被災地に祈りを込めての黙祷(10秒間)をして頂きありがとうございます。久々に明るいニュースが飛び込んできましたね!なでしこジャパン女子W杯(4強)の活躍!更には高校野球兵庫県地区での珍記録、70対0(5回コールドゲーム)!
来週もまた、元気な笑顔をフィールドで見せて下さい !!
大会本部役員
Aブロック
ジョーカーズ 2 ー シルバーズ 0 (延長10回)
JRS 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
SIL 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1回裏シルバーズ1の攻撃、2番キャッチャー若林が1アウトからセンター前ヒット、しかし3番レフト長岡が6-4-3のダブルプレーでチェンジ。2回表ジョーカーズ、1アウトから5番キャッチャー鈴木が4ボールを選び出塁、しかし6番サードケンが6-4-3のダブルプレーでチェンジ。2回裏1アウトからシルバーズの攻撃、1アウトから5番ショート松本がライト前ヒット。2塁まで進み、チャンス。ここで6番サード藤井が三振の間に盗塁を試みるもキャッチャーの好送球により3アウト。両軍ともに譲らないガチガチの締まったゲーム。両投手の好投により、ゲームはテンポ良く進む。
4回にもSの攻撃Jの守備は1アウトから4-6-3のダブルプレーでピンチを防ぐ。7回を過ぎても得点は0-0のまま。J軍ヤス、S軍中村 両投手1歩も引かない投げ合いは続く。7回までヤス奪三振10、中村奪三振13。10回表シルバーズは投手を交代。ここは今まで全勝の余裕が見られました。
もう負けられないJは8番に途中から入っているユウスケが今日2本目のヒットでノーアウト1塁、続く9番タカが4ボールを選びノーアウトランナー1,2塁。1番サキタニはバントで送り1アウト2,3、塁の絶好のチャンス。2番高橋の打順でパスボールが不運にもベンチに入ってしまい、J1点先取。高橋はキャッチャーフライで2アウト。3番フアースト寺谷のサードゴロを1塁へ悪送球、この間に2点目。
10回裏は2アウトからライト前ヒットで出塁したが、次の打者がセカンドゴロでゲームセット。両投手の投げ合いによる締まったゲームでした。
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意地の投球でピギーズ打線を抑える、オレガ河野 |
オレガ 4 - ピギーズ 3 (6回時間切れサヨナラ)
PIG 1 0 0 0 0 2 3
ORG 0 0 2 0 1 1x 4
勝利投手: 河野
打点: 山下2(オレガ)、曽我(オレガ)、斎藤(オレガ)、Inoue2(ピギーズ)
1回表のピギーズの攻撃、2アウトから3番Setoが追い込まれてから、ファールで粘り四球を選び、4番Segawaがファーストゴロのベースカバーの遅れにより出塁、1,3塁とした後、捕逸によりノーヒットで1点を先取。オレガは、1,2回ともに満塁のチャンスを作るもピギーズの堅い守備に阻まれ、残塁の山を築く。3回裏、オレガは、4番斉藤、5番類家がともに内野安打で出塁、盗塁で、0アウト2,3塁から、6番山下が2点タイムリースリーベースで試合を2対1とひっくり返す。5回裏にもオレガは、2アウトから四球と盗塁でチャンスを作り、8番曽我のレフト前ヒットで2塁ランナー久代が好走塁で生還し、2点差とする。2時間制限により最終回となった6回、ピギーズの攻撃、振り逃げ、死球の後、ダブルスチールで0アウト2,3塁とする。オレガは、サードゴロでサードランナーをホームをアウトにした後、続く打者も三振に打ち取り、2アウトとするも、ピギーズは7番Inoueの右中間2点タイムリーにより最終回、同点に追いつく。6回裏、まだ諦めないオレガ、2アウトから、3番山口が四球を選び、二盗、2アウト2塁。続く4番斉藤のセンター前ヒットで、2塁走者山口が生還し、オレガ、サヨナラ勝ちを決めた
ショッカーズ 4 - 猿軍団 3 (延長9回サヨナラ)
SRG 1 0 0 0 0 0 0 0 2 3
SHO 0 1 0 0 0 0 0 0 3x 4
独立記念日空けの週末、NYは晴天に恵まれる。両チームとも、プレイオフ進出に向けての大一番。試合開始前に両チーム監督間で、7回終了時同点の場合はグラウンドが使用可能な限り9回までやることに合意。その時は誰もこのような結末を予想していなかった。。。
初回、猿軍団は2番バッターの左中間を破るツーベースを皮切りに貴重な先制点をあげる。裏の攻撃、ショッカーズは2アウトから満塁のチャンスをつくるが、猿軍団はこのピンチを堅い守りで0点に抑える。しかし続く2回裏、ショッカーズはフォアボールでランナーを出し、8番西脇のツーベースで1点を返し同点に追いつく。
ここからはまさに我慢比べの試合展開に。両チームともチャンスはつくるものの、あと1本が出ず追加点をあげることができない。また両チームとも相手に流れを譲るものかと見事な集中力と気迫で好プレーを連発し、試合は土俵中心からまったく動かずのがっぷり組み合い。この展開が7回まで続いた為、試合前の合意通り試合は延長戦へ。
9回最終回、ついに試合の均衡が破れる。猿軍団先頭バッターがフォアボールで出塁し迎えるは3番バッター。ピッチャー新谷の甘く入ったストレートを完璧にとらえ、左中間柵越えの特大ツーランホームラン!歓喜に沸く猿軍団と落胆するショッカーズ。これで試合は決まったと誰もが思ったに違いないであろう。しかしショッカーズはベンチの声援により最後まで諦めない力を注入してもらう。続いてランナーを出すものの、気持ちを切り替えなんとか2点で切り抜ける。そしてこの諦めない気持ちが9回裏のドラマを呼び込むこととなる。ショッカーズは1番からの好打順。1番山下死球、続く代打平山はきっちり四球を選びノーアウト1・2塁。続く三枝は三振に倒れるが、その際守備の乱れにより1点を返す。続く新谷はサード内野安打&すかさず盗塁。ショッカーズは1アウト2・3塁というサヨナラの場面をつくる。迎えるバッターはここまでノーヒットの5番ヒロ。しかしヒロの気持ちはまったく切れておらず、左中間を破るまさに魂の一撃!これでランナー2人がかえりショッカーズがサヨナラ勝ち!
両チームとも素晴らしい気迫と集中力を見せた試合展開に拍手を送
りたい。今日のところは紙一重の差でショッカーズが勝利をおさめ、
プレイオフ進出に近づく大きな1勝をあげる。
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Yamada選手の好送球でホームを守ったハマッコ、放心状態のダンボーズ村上
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ダンボス 1 - ハマッコ 0 (延長8回)
DUM 0 0 0 0 0 0 0 1 1
HAM 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ダンボーズ、延長戦で負けなし
ともに投手力と守備力の高いチーム同士の対戦となった。投手戦でもなく、打撃戦でもなく、「守備戦」というものがあるとすれば、今回のような試合のことをいうのかもしれない。両軍ともにピッチングと得点圏にランナーが進んでから投手を助けるディフェンスが輝いた試合だった。
1回裏、ハマッコは1番Nagataがエラーで出塁、2盗を決め、続く2番Tsuboiが犠牲バントを決め、1死3塁のチャンスを迎える。しかし、ダンボーズのエース牧野は続く3番Yamadaを内野フライ、4番Nishizuを三振に抑えた。3回表、ダ軍先頭の8番Jesseが悪送球で出塁、2盗、犠牲バントで1死3塁。1番村上が緩い内野ゴロを打つが、ハ軍のショートTsuboiが捕球して3塁ランナーを睨んで牽制、6-3で2死。続く2番永田(淳)も1-3に倒れた。3回裏、ハ軍先頭打者の8番Ikushimaがホームランかと思われるレフト越えライナーを打つが、ダ軍レフト青柳が何とか三塁打で止めた。無死3塁でハ軍絶好のチャンスと思われたが、牧野がその直後3塁牽制でIkushimaを刺し、後続もすぐに凡退させた。中盤の4回、ダ軍は1死から1塁への悪送球で4番水野が出塁、2盗を決め、5番黒子のライト前で1死1,3塁。ワイルドピッチで黒子も進塁し、今度はダ軍が1死2,3塁の絶好チャンスを迎えた。しかし、ハ軍エースAndo投手は続く6番永田(医)と7番青柳を連続ピッチャーフライに打ち取る。4回裏、ハ軍は先頭の2番Tsuboiが死球で出塁、牽制ミスで進塁、3番Yamadaの内野安打で無死1,3塁。続く4番Nishizuも死球で無死満塁。ついにダ軍牧野が捕まったかに思われた。5番Aiharaは遊ゴロ、捕球したダ軍ショート松尾は冷静にホームに送球、フォースで1死満塁。続く6番Satoでハ軍はスクイズを試みるが失敗、結果的に飛び出した3塁ランナーがフォースアウトで2死。牧野はSatoをショートフライに打ち取り、奇跡的に無傷で逃げ切った。5回表、2死からダ軍村上がライトに二塁打を放った。続く2番永田(淳)がレフトに流し打ちのライナーを打つ。レフトYamadaが猛然とチャージ、打球は球威を失う。Yamadaがスライドする。わずかの差で捕球できず、Yamadaのすぐ横に白球が転がる。ダ軍最速ランナーの村上はこの時点で3塁を回ってる。しかしYamadaの絶妙なリカバリーで好送球がホームに一直線。村上がヘッドスライドで突っ込み、砂煙が舞う。上がったのは審判の右手の握り拳のみ。両軍互いにどうしても点が入らない、1ミリも譲れない。6回裏、2番Tsuboiがライト前で出た。3番Yamadaはセンターフライに倒れるが、4番Nisihizuが死球で1死1,2塁。続く5番Aiharaのラインギリギリのサードゴロをダ軍サード水野が捕って3塁でフォース、2死1,2塁。ここで6番Satoがきれいにセンター前を放つが、ダ軍センターJesseの強肩でランナーは3塁を回れず。牧野は7番Andoを3塁ゴロに打ち取った。
試合はそのまま延長にもつれ込み、8回表、ダ軍は9番袴田が内野安打、1番村上が四球で出塁。2番永田(淳)の犠牲バントで1死2,3塁。続く3番松尾は死球で出塁。1死満塁のピンチでハ軍Andoはダ軍4番水野をピッチャーフライに打ち取る。2死満塁で最後はハ軍エースAndo対ダ軍監督黒子の直接対決となった。両者粘りに粘った末、黒子が四球。押し出しでついにダ軍袴田がホームを踏む。Andoはエースの意地を見せ、続く好打者6番本田を三振で切った。8回裏、ダ軍はクローザー水野をマウンドに送り、辛くも逃げ切ることに成功した。スコアこそ1-0だが、精神的にとんでもないシーソーゲームを戦ったようであった。炎天下の中、すべてをフィールドに残してきた両軍に拍手を送りたい。
Bブロック
ベーブ 5 - ビーズ 3
BAB 0 1 1 0 3 0 0 5
BEE 1 0 0 0 2 0 0 3
勝利投手: さとう
打点: はぎの(3)、しょうじ
本塁打: はぎの
あの"さとう"がまた投げた。一生懸命に投げた。"さとう"の背中が「苦しい」と言っている時もあった。チームも苦しかった。そんなチームを"はぎの"の一振りが救った。値千金の一発だった。
みんな力一杯ハイタッチをした。"はぎの"の手は痛かった。怪我から復帰の"やまだ"も打席に立った。ドクターストップがかかっていたはずだった。チームは"やまだ"の打席に注目した。必死で声援を送った。デッドボールだった。塁に出た"やまだ"がホームに帰って来た。痛めた肩を心配して力一杯のハイタッチは出来なかった。でもみんな笑顔だった。"やまだ"も笑顔だった。最後は頼れる"おおにし"がマウンドに立った。緊張感の中投げた。"おおにし"の背中が大丈夫と語っていた。ゲームをしめた。緊張感のあるいい試合だった。
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2塁打でセカンドにすべり込む、ボコボコけんじ |
ボコボコ 4 - じゃんくす 2
BOK 0 0 0 1 0 1 2 4
JUN 0 0 0 1 1 0 0 2
勝利投手: 篠田
打点: かずお、みつる、しん
Bブロックの首位攻防戦はJUN川島、BOK篠田のエース対決となった。序盤は両チームとも静かな立ち上がり。試合が動いたのは4回の表、先頭のBOK3番けんじがセンターオーバーの3塁打を放つ。5番みつるの遊ゴロの間にけんじが生還、BOKが先制。その裏、JUNは2アウトながら6番かせいがしぶとくセンター前にヒットを放つ。盗塁も決め、2アウト2塁のチャンス。ここで7番コトーのレフトライナーをBOKが落球、同点に追いつく。
5回裏、JUNはBOKの2つのエラーで勝ち越し。しかし、6回表、BOKけんじが左中間を破る2塁打を放つ。相手のミスをつき3盗、キャッチャーの送球がそれBOKが同点にする。7回表、BOKは2つの四球で1アウトながら1、2塁のチャンス。ワイルドピッチもあり2、3塁とチャンスを広げる。9番かずおの3ゴロの間に1人が帰り逆転にに勝ち越しさらに1番しんのセンター前ヒットでダメ押しに成功。その裏、BOKエース篠田が3人で切りゲームセット。BOKが強豪JUNを相手に辛くも逃げ切り勝利を収めた。
勝利投手: TONY SIMPKINS
打点: MATT (2) 遠藤(2) 伊勢田(1)
本塁打: 遠藤 1号
ラジエーターズ 7 - 新撰組 0
ラジエーターズは4回、3番サリヴァンがヒットで出塁、盗塁を決めた後、四番清水のヒットでホームイン。6回裏まで試合が1-0のまま、1時間も立たず進む。この回ラジエーターズ打線が変わった新撰組のピッチャーを襲い、ヒット、四球と相手のエラーが重なって一挙に6点を取る。最後はラジエーターズ先発投手近藤がそのまま新撰組を抑えて完封勝利。