リーグ最年長の70代の若さで先発登板をする、ロデオ50・坂井 |
大気汚染に見舞われた、ランドルズアイランド |
先週、我々のニューヨークが、その息を切らし、息を詰めていました。ケベックの山火事が吹き寄せる煙が、我々の大都市を見えないオレンジ色の牢獄に閉じ込めたからです。その日、見上げる空は全てがオレンジ色に染まり、市民の健康に影響が出るほどの厳しい大気汚染が300API近くにも達しました。NY市は市民に対し、屋外活動を控えるよう警告を発していました。
しかしながら、ケベックの山火事は徐々に収束し、大気の流れも変わり、我々の空は見事な回復を遂げ、API指数は75と、まるで何事もなかったかのような水準に戻りました。そして日曜日、我々は夏の訪れを感じさせる快晴の中で、予定通りの大会を無事に開催することができました。
我々が空に閉じ込められていたことで、選手たちの内には打撃への渇望が一段と高まっていたようで、大会では得点祭りのような試合が繰り広げられました。7試合中6試合では、得点が二桁に達する戦いが繰り広げられました。じゃんくすは21得点を挙げ、ルーキーズ17点、ダンボーズ13点、ニコニコ10点、ジョーカーズ10点、ラジハマ10点と、花火のように得点が打ち上げられていました。
そして今、暑い夏が本格的にやって来ると共に、これらの高得点試合も続くのかどうか、私たちは期待と興奮で見守っています。夏の熱気とともに、試合の熱も高まることでしょう。
ごみあさり II
センター前ヒットを打って得点のチャンスを広げた、ピギーズ・Wren選手 |
ニコニコ 10 ー ピギーズ 0 (5回コールド)
試合開始当初、ピギーズとニコニコは共に0点で、互いのピッチャーが自慢の投球を見せ、なかなか得点を許さない戦いが繰り広げられていました。だが、三回裏、突如としてニコニコの打線が爆発。まるで待ちに待った瞬間が来たかのように、相手ピッチャーを一気に打ち崩し、5点を挙げるという快挙を成し遂げました。続く四回裏でも1点を追加し、さらに五回裏には4点を加えて試合を決定的にしました。それはまるで音楽のクライマックスのように、場の雰囲気を一気に盛り上げたのです。結果は、あの頑強なピギーズがニコニコの前に屈し、打線が一度も点を挙げることなく試合が終了。最終スコアは10-0という圧勝で、ニコニコの完全なる勝利で幕を閉じました。
ジョーカーズ 10 ー ベーブ 2 (5回時間切れ)
湿度が高めの野球日和に、 3勝無敗でAブロック首位を走るジョーカーズと、ジャイアント・ キラーと言われるベーブが対戦した。好スタートを切り、 勢いをつけたいベーブは、 初回からランナーを得点圏に進めるものの、タイムリーが出ず、 惜しくも0点に抑えられる。1回裏、 ランナーを貯めたジョーカーズは、 4番と5番打者の連続ツーベースヒットを絡めて一気に4点を上げ る。 ジョーカーズは続く2回も制球に苦しむ先発投手から3点を追加し 、リードを7点差に広げる。ベーブは3回に2点を返すが、 ジョーカーズは4回裏に疲れを見せたリリーフ投手から更に3点を 追加し、試合の流れを取り戻す。5回表が終わった時点で、 審判から時間切れを宣言され、 この日の軍配はジョーカーズに上がる。 ベーブ打線は毎回チャンスを作る一方、守備も硬く、 スコア表だけでは見えない良い内容で試合に挑み、 今後に期待を感じさせた。
ラジハマ 10 ー キザヤン 6
エースTylerの立ち上がりを襲うラジハマ打線、 着々点を重ねても試合を諦めないキザヤン・ナイン。 お互い守備の乱れで大奮闘のピッチャーを援護できなかったが、 締まった熱戦。R& Hは珍しく繋がる打線で目立ったのはユーキの連続センター越え長 打、トモヤの3連続タイムリー、 ユージのレフトのグローブを弾き飛ばすライナー、 でもハイライトは老砲ジョージの火を吹くダメ押し左中間シングル 。準エース守護神・ ヒデは流石に終盤疲れを見せて連続デッドボールでテンション上が るが、最後はセカンド・リョーのゴロ捌きで逃げ切る。 7回表途中で時間切れはKZYに気の毒だったが、 森林火災の煙を一掃する清々しい接戦だった。
じゃんくす 21 ー ロデオ50 0 (4回コールド)
ロデオ50とじゃんくすの間で行われた今回の試合は、一言で言えば「熱戦」でした。それは、まさに荒ぶる馬に跨がり、命を懸けて挑むロデオ競技のように、一方のチームが圧倒的な力を振るい、一方はその力に押し潰されながらも必死に抵抗を試みる、壮絶な戦いでした。今季未だ勝利の味を知らないロデオ50に対し、強豪じゃんくすは一切の手加減を見せず、全力投球の戦いを繰り広げました。特筆すべきはじゃんくすが急遽、"最終兵器"とも称される梅津、房野、岩本、ミカリンを投入し、すでに強力と評される打線が、さらにその威力を増したことでした。開始早々、じゃんくすは2点を先制し、その後も打線はまるで暴走列車のように暴れ回り、大量の追加点を記録しました。そして、圧巻だったのは、4回に一挙に9点を奪ったこと。その瞬間、試合は20点コールドルールにより終了し、じゃんくすがロデオ50を21対0という、まるで漫画のような大差で下しました。
ルーキーズ 17 - バットメン 0 (5回コールド)
"圧倒的"、"絶対的"、"完全な"。これらの言葉は何回使っても足りないほど、今日の試合はルーキーズの圧倒的な勝利でした。ルーキーズがバットメンとの対戦で驚異的な17点を挙げ、バットメンは終始得点を挙げることなく試合が終了しました。結果、5回で試合は終了となり、ルーキーズの圧勝で幕を閉じました。試合開始からルーキーズの攻撃は絶え間なく、バットメンの防御陣はその攻撃の波に押し込まれていきました。パワフルな打線は一瞬にしてスコアを伸ばし、試合の流れを完全にルーキーズ側に引き寄せました。一方、バットメンの攻撃は完全に封じられ、彼らの力強い反撃の糸口すら見えてこなかった。ルーキーズのピッチャーは巧みに相手打線を制し、対戦相手の息の根を絶つような投球を展開しました。結果、バットメンはたったの5回で試合終了を迎えることとなり、ルーキーズはその圧倒的な攻撃力でバットメンに勝利しました。
チャパカブロ 7 ー ビーズ 1
初回からチャパカブロはその存在感を見せつけました。まるで雷鳴が突如として鳴り響くように、3点を叩き出し、その強さを示しました。一方、ビーズはその圧倒的な力に押され、なかなか反撃の糸口を見つけることができませんでした。それでもチャパカブロは足元を見ず、続く3回、5回、6回、7回と各回に1点ずつを追加。それはまるで音楽のリズムのように、確実にスコアを積み重ねていきました。ビーズは7回裏、ついに反撃の狼煙を上げますが、それは試合終盤の1点にすぎませんでした。それでも、終盤に見せた彼らの闘志は観客の心に強く残り、この試合の一つのハイライトとなりました。結果として、チャパカブロがビーズに対して明確な勝利を収めました。試合はまるで波のように、チャパカブロの一方的な勢いで進行し、最終的に彼らの圧倒的な勝利で終わりを告げました。
ダンボーズ 13 ー ショッカーズ 2 (5回コールド)
投打の要のオムを欠くダンボーズだったが、 全員野球でその穴を補い合った。 イヤスとユージのベテラン投手陣が老獪な投球で踏ん張り、 攻撃陣は毎回ショッカーズ投手陣を攻め立てて得点を重ね、 守備陣もノーエラーで要所を締めて、先週の敗戦の雪辱を期した。