旧#30グラウンドの前(現・テニス場)の前で行われた、ラジハマ・ベーブ戦 |
2023年第37回JAA外務大臣杯軟式野球大会ー第8週目7月9日試合結果
7月9日ー曇り時々集中豪雨
週末の天気予報は厳しいもので、終始曇りから雷雨へと変わる予想が出されていました。しかし天気の神がプレイボールを許し、曇り空の中、全試合が予定通り進行しました。だが、各チームに待ち受けていたのは、文字通りの雷雨ではなく、数日前に発表された残り3試合のインターリーグ戦の対戦表でした。インターリーグの抽選は、独立記念日の日に加藤大会役員長によって行われ、その結果は最終成績に反映されることから、抽選の結果が各チームの運命を握っているといっても決して大袈裟ではないのです。
しかしながら、真の嵐はグラウンド上で巻き起こっていました。
Aブロックでは、首位争いを繰り広げていたジョーカーズとチャパカブロが意外な敗北を喫しました。それによりジョーカーズ、チャパカブロ、そしてラジハマが首位に並び、さらにそのすぐ後ろにビーズが一ゲーム差で追いかけるという、まさにドキドキの状況が出来上がりました。そしてBブロックでは、首位のニコニコと二位のダンボーズの頂上決戦でダンボーズが緊迫した戦いを制しました。それによってダンボーズが単独首位に躍り出た一方、別の試合でジョーカーズをノーヒットノーランで下し、劇的な勝利を収めたルーキーズが2位に浮上。ニコニコは急転直下、3位へと落ち、そしてそのすぐ後をじゃんくすが1ゲーム差で追うという構図が出現しました。
これからは各チームは3週間にわたりインターリーグ戦の3連戦に臨みます。シーズンもクライマックスに差し掛かり、8月からのプレーオフ進出をかけた熾烈な戦いが繰り広げられます。誰が最後まで生き残るのか、その答えはこれからの全試合の結果次第。息もつかせぬ展開が続きそうです。
ごみあさりII
引退戦を劇的勝利で飾る、キザヤン・宮野&お誕生日ボーイ・森尾 |
キザヤン 8 ー チャパカブロ 6
両先発ピリッとせず、共に1回に得点を献上 。その後、チュパカブラ先発ナオキは立ち直り、
ノーヒットノーランを達成しチームを勝利に導く、ルーキーズ・ジョン |
ルーキーズ 1 ー ジョーカーズ 0
Aブロック首位の古豪ジョーカーズはここまで6試合で35得点。
ニコニコ打線を翻弄し貴重な勝利をもぎ取った、ダンボーズ・ミゲル |
ダンボーズ 4 ー ニコニコ 1
混戦模様のBブロック上位チーム同士の一戦。
ビーズ 14 ー ショッカーズ 0
舞台はプレーオフへの道をひた走るビーズと、勝利への一筋の光をまだ見つけられぬショッカーズの間の激闘。ノックアウトパンチを早々に放ったのは、ビーズの驚異的な攻撃陣。初回に5点、続く回でも3点というハイペースでポイントを重ね、試合を瞬く間に握りしめる。そして4回にはさらに1点を重ね、試合の終結が目前に迫る。しかし、ショッカーズの守備陣はまるで最後の砦のように持ち堪え、ビーズの攻勢に立ち向かう。一方、ショッカーズの攻撃はビーズの投手・岡本の完璧なピッチングには何の脅威ともならず、得点のチャンスすら訪れない。そして試合はそのまま最終回へと進み、ショッカーズは最後の力を振り絞りながらもビーズの圧倒的な攻撃に耐えきれず、ビーズが最終回に5点を追加。ショッカーズの持ち堪える力とビーズの圧倒的な力、それらが織り成す劇的な一戦で、最後に14ー0で勝利をしたのはビーズだった。
ラジハマ 7 ー ベーブ 1
来週からの開戦の火蓋を切るかの如く、抽選結果に不満を抱くラジハマとベーブの緊張感溢れる戦闘が巻き起こった。この争いの火花は、インターリーグ戦の抽選における厳しい運命に激怒したラジハマから初めて散らばった。2回の攻撃で2点、3回戦で1点、そして4回に4点と、彼らの怒りはベーブへと一方的に炸裂する。一方、ベーブの憤怒はどうだったかというと…怒りが混沌としたエネルギーに変わり、ラジハマの投手と守備陣にまで波及。その威力にベーブの攻撃陣は翻弄されることとなった。最終回でようやく1点を挽回したものの、怒りのエネルギーが圧倒的だったラジハマに7-1で敗北。だが、真の挑戦はまだこれから。来週から始まるインターリーグ戦のスケジュールが待ち受けている両チームにとって、その戦闘はあくまで序章に過ぎなかった。これこそが、野球における真の戦いの終わりを告げる一幕だった。
躍動感のあるピッチングで完封勝利をした、バットメン・樋口 |
バットメン 20 ー ロデオ50 0(5回コールド)
舞台は、熱く沸き立つランドルズ野球の聖地のフィールド20番。その中心で立ち向かうのはバットメンとロデオ50。軽快な足取りでグラウンドを駆け回る選手たちの視線は、互いに対する尊敬と敵意で交錯している。試合の開始と共に、バットメンの打線はロデオ50の投手陣に対する猛攻を開始。その攻撃はまるで暴風のようで、一気に5回までに20点を奪う驚異的な得点力を見せつけた。まるで轟音を立てる猛牛のように、バットメンの打線はロデオ50の防御を容赦なく崩し去っていく。一方、バットメンの先発・樋口投手は巧みで繊細なピッチングで、まったく一瞬の隙も見せない。しかし、ロデオ50の選手たちは雲を素手でつかむような思いで樋口投手の投球術に翻弄され、まったく得点のチャンスをつかむことが許さない。そして試合終了。最終スコアはバットメンが20対0で5回でのコールドゲームとなり、聖地での決戦の勝利の女神はバットメンに微笑んだ。
復帰戦でいきなり大活躍を見せる、じゃんくす副キャプテン・お山 |
じゃんくす 7 - ピギーズ 2