2024 - 2025 New York Yankees Free Agents Player & Signing & Trade


2024年のニューヨーク・ヤンキースは、MVPを獲得した看板選手ジャッジ、トレードで加入したソト、そして絶対的エースのコールの活躍により、ワールドシリーズ進出を果たした。惜しくも優勝には届かなかったものの、さらなる高みを目指し、今オフは先発陣やブルペンの強化を実施。来季こそ、チームを念願のワールドシリーズ制覇へ導くことができるのか、期待が高まっている。


New York Yankees Free Agent Signing 2024-25


Max Fried

Signed: New York Yankees 8-years $218 million ($27.25 million / year)
2019年からアトランタ・ブレーブスで左腕エースとして活躍してきたマックス・フリード。フォーシーム、カーブ、シンカー、チェンジアップ、スライダーと多彩な球種を駆使し、軟弱な打球やゴロを多く誘い、打者を翻弄する投球が持ち味だ。2024年にはニューヨーク・ヤンキースと左投手史上最高額となる8年2億1800万ドルの契約を結び、エースのコールとともに「ダブルエース」としての活躍が期待されている。

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New York Yankees Trade 2024-25

 

Devin Williams

Traded by the Milwaukee Brewers to the New York Yankees for Caleb Durbin and Nestor Cortes.


魔球「エアベンダー」を武器に、ブルワーズの絶対的エースとして活躍してきたデビン・ウィリアムズ。独自のチェンジアップ「エアベンダー」は唯一無二の変化を見せ、メジャーで最も打てない投手として恐れられてきた。その実力は、殿堂入りした伝説のクローザー、マリアノ・リベラに匹敵する、もしくは超える活躍が期待されている。


Cody Bellinger

Traded by the Chicago Cubs with cash to the New York Yankees for Cody Poteet.


2019年にナショナルリーグMVPを受賞したコディ・ベリンジャー。しかしその後、突然の成績低迷により長期スランプに苦しむ時期が続いた。ところが、2023年にカブスへ移籍したことで徐々に調子を取り戻し、スランプ前の輝きを取り戻しつつある。左打者にとって有利なヤンキーススタジアムでは、再びMVP級の活躍の復活が期待されている。


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New York Yankees Free Agents 2024


Juan Soto

Signed: New York Mets 15-years 765 million (51 million / year)

2018年に19歳という若さでワシントン・ナショナルズからデビューし、大物ルーキーとして注目を集めたソト。その後、期待を裏切らない活躍を続け、すでにメジャーを代表する選手となり、この若さで殿堂入りが確実視されるほどの存在感を誇っています。昨年はヤンキースでプレーし、ジャッジとの強力コンビでチームをワールドシリーズへと導きました。オフシーズンには、昨年の大谷選手の記録を超える 15-years 765 millionという超大型契約でメッツと契約。今後、メッツとメジャーリーグを牽引する選手としての活躍が期待されています。


Gleyber Torres

2018年に電撃デビューを果たし、2年連続でオールスターに選ばれるなど、ヤンキースの将来を担う選手として注目されていたトレーズ。しかし、以前から課題とされていた守備面がメンタルに影響し、打撃成績も低下。近年は期待されていたほどの成績を残せていない。それでも打撃では平均以上の活躍を見せており、今後は守備面とどう向き合うかが大きな課題となるだろう。


Clay Holmes

Signed: New York Mets 3-years 38 million ($12.66 million / year)


2021年にヤンキースへ移籍後、ピッチングが開花し、チームの守護神として活躍したホルムス。しかし、次第にクローザーとしての信頼を失い、ヤンキースから放出されメッツと契約することになった。メッツではリリーフではなく、先発投手として起用される予定で、新しいチームで新しい役割を果たすことに期待が寄せられている。

Tommy Kahnle


2014年のデビュー以来、剛腕リリーフとして三振を奪い続けてきたキンリー。しかし、2020年にトミージョン手術を受け、約2年以上を棒に振ることに。それでも2023年にヤンキースと再契約を果たし、見事な復活を遂げた。これから30代後半を迎えるが、引き続き頼れる中継ぎとしての活躍が期待されている。


Alex Verdugo


宿敵ボストン・レッドソックスでレフトのレギュラーとして活躍し、異例のボストンとのトレードでヤンキースに移籍してきたベルドゥーゴ。ヤンキースでの飛躍が期待されていたものの、成績は低迷してしまった。それでも、派手さはないものの何でもこなせる選手であり、今後も引き続き活躍が期待されている。

Tim Hill

メジャーでは貴重な左投げのサイドアーマーとして活躍してきたヒルだが、近年は成績が低迷し、昨シーズン途中にホワイトソックスを解雇された。しかし、その後ヤンキースに拾われ、見事に復活を果たした。すでに30代後半となったものの、独特な投球フォームを武器に、左腕リリーフとしてメジャーでの需要は依然として高い選手である。

Jonathan Loaisiga

Resigned: New York Yankees 1-year $2.5 million ($2.5 million / year)
長年シンカーを武器にヤンキースの頼れる中継ぎとして活躍してきたロアイシガ。しかし昨シーズンは怪我の影響で、わずか3試合の登板にとどまり、ほぼ全休となった。2025年の来季に向けてヤンキースと再契約を結び、復活をかけたシーズンに挑む。再び信頼できる中継ぎとしての活躍が期待されている。


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New York Yankees Trade 2024


Nestor Cortes

Traded by the New York Yankees with Caleb Durbin to the Milwaukee Brewers for Devin Williams.

左投げから癖のある投球フォームでヤンキースの先発ローテーションの一角を担っていたコーテズ。レベルの高いチェンジアップと精度の高いコントロールを武器に活躍し、ファンからも人気のある選手だった。しかし、ヤンキースがフリードを獲得した影響で、ブルワーズへトレード放出された。来季はブルワーズの先発ローテーションの一角としての活躍が期待されている。