伝統の背番号を譲り受け、リリーフ登板をした、ブラックベーブ・ジェームス飯野 |
7月27日(日)
天気:曇り⛅
4月から続いてきた熱き戦いも、ついに今週で予選リーグ最終戦!どのチームもこの日に照準を合わせ、総力戦で挑む…はずだった。しかし!そんな予定をかき乱したのは、あの“レジェンドの祝祭”。そう、イチロー選手のクーパーズタウンでの殿堂入りセレモニー!日本人初のMLB野手として栄光をつかみ、そしてアジア人初の野手として殿堂入りを果たしたイチロー選手、おめでとうございます!その歴史的瞬間を現地で見届けるべく、多くの選手がニューヨークを離れ、最終戦はなんと“ギリギリメンバー”で挑むチームが続出するという前代未聞の展開に。
そんな中でも、残された選手たちが気迫のプレーを見せ、魂のぶつかり合いが繰り広げられた最終週。その中で最大の注目カードとなったのが——プレーオフ最後の1枠を巡るドラマ!
ランドルズアイランドでは、勝てば自力でプレーオフ決定のバットメンが強豪ビーズと激突。一方、セントラルパークでは、バットメンの敗北と自らの勝利という“条件付きサバイバル”に挑むジョーカーズが、銀河系軍団・ラジハマに挑む!プレーオフ進出の運命が交錯したこのドラマチックな2試合の結末は——ぜひ各試合結果報告をご確認ください!
そして来週からは、いよいよ決勝トーナメント開幕!予選を勝ち抜いた全8チームが、トーナメント形式で優勝の座をかけて激突します。もう“負けたら終わり”の一発勝負!イチローのセレモニーも終わり、来週からは全チームが選手を総動員して本気モード突入です!今年の頂点に立つのはどのチームか? 激アツのプレーオフにご期待ください!
そして今季、惜しくもここでシーズン終了となった皆さん——お疲れ様でした!今年はどのチームもレベルアップが著しく、最後まで希望を捨てずに戦い抜く姿は本当に素晴らしかったです。シーズンの終わりは、次のシーズンの始まり。また来季、さらに進化した姿を見せてくれることを楽しみにしています!
それでは、各チームの最終戦の結果をお楽しみください!
ごみあさりII
スリーランタイムリートリプルで3点を先制する、キザル |
キザル 3 ー じゃんくす 1
プレーオフ直前、奇妙な緊張感に包まれたこの一戦。勝った方の“未来”が少し変わる——そんな試合だった。キザルとじゃんくす、どちらが勝つかによって来週のプレーオフ初戦で“即・再戦”となる可能性があったこのカード。両チームとも「本音はあまり手の内を見せたくない…」と腹を探り合いながらの対決となった。しかし、イチローの殿堂入りセレモニーの影響で、主力選手たちが欠場。両チームともに“ギリギリの陣容”での出陣という異例の展開。そんな手探りの試合で先に動いたのはキザル。4回、チャンスをしっかりとモノにし、満塁からランナー一掃のタイムリースリーベース!一気に3点を奪って試合をリードする。追うじゃんくすは、5回にようやく1点を返すも、キザルの堅守と投手陣の安定感に阻まれ、あと一歩が届かず。試合は3対1でキザルが勝利を収めた。この結果により、プレーオフ1回戦での再戦のシナリオは消滅。だが、これで終わりではない。もしまたこの両チームが相まみえるとすれば、それは——決勝戦の舞台。伏線は張られた。次に会う時、果たしてどちらが勝者となるのか?
ダンボーズ 5 ー ブラックベーブ 2
すでにプレーオフ進出を決めている両雄、ダンボーズとブラックベーブの対戦は、“準決勝の前哨戦”とも呼ばれる注目カード。序盤は互いに様子を探るかのような静かな立ち上がりで、緊張感の中、試合が進む。しかし、その均衡を破ったのは3回。ブラックベーブの一瞬の守備の乱れを見逃さなかったダンボーズが、一気に5点を奪取!まるで猛獣が牙をむいたかのような攻撃で、試合の主導権を握る。一方、ブラックベーブもこのままでは終われない。得意の“終盤逆転劇”を虎視眈々と狙い続けると、6回、ついに反撃の狼煙が上がる。鋭い打撃で2点を返し、なおもチャンス継続——だがここで立ちはだかったのが、ダンボーズの鉄壁の守りと魂のピッチング!最終回、ブラックベーブは再び得点圏に走者を置くも、あと一本が出ず…。ダンボーズが最後まで粘りを見せ、5対2で逃げ切りに成功した。この結果により、両チームはプレーオフを勝ち進めば準決勝での“リマッチ”が実現する可能性大。今回の敗戦に雪辱を誓うブラックベーブと、それを迎え撃つダンボーズ。熱戦の続きを見逃すな!
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劇的逆転劇の試合の後にリラックスする、ビーズ |
ビーズ 7 ー バットメン 3
「勝てば天国、負ければ崖っぷち」——そんな極限状態で迎えたこの一戦。プレーオフ進出を賭けるバットメンが挑む相手は、すでに出場権を確保しつつも、シード権アップを狙う強敵・ビーズ。気迫で勝るバットメンは、まさに「絶対に負けられない戦い」の名の通り、初回から攻めに攻めて3点を先取!この時点でプレーオフの切符が見えかけた…が、ここからビーズが“王者の意地”を見せる。3回、京平&ケニーの連続タイムリーで一気に3点を返し、電光石火の同点劇!さらに4回には、ビーズの投打の柱・岡本がなんと自らのバットで放ったホームランで逆転!ショックを引きずるバットメンは、5回に守備が崩れて痛恨の追加3失点…。その後は岡本と斎藤の“優勝経験者バッテリー”が盤石の投球でバットメン打線を封じ、試合は7対3でビーズが勝利!この敗戦により、バットメンの運命は他チームの試合結果次第に。希望をつなぐべく見守ったセントラルパークでのジョーカーズ vs ラジハマ戦——しかし、無情にもジョーカーズが勝利。こうして、バットメンのプレーオフ進出の夢は最終戦で潰えることとなった。涙の結末となったが、その戦いぶりには大きな拍手を送りたい。
勝利投手、2本塁打、7打点で大暴れをした、ニコニコ・Yama |
今季無敗、破竹の勢いで最終戦を迎えたニコニコ。その前に立ちはだかったのは、すでにプレーオフの望みは絶たれたものの、意地を見せたいピギーズ。――しかしこの日、両軍のロースターに異変アリ。なんと多くの主力選手がクーパーズタウンへ。そう、イチローの殿堂入りセレモニーを現地で祝福するために遠征してしまったのだ。残されたのは、ギリギリの出場メンバーたち。しかし、ここで真のチーム力が問われる。試合の主導権を握ったのはニコニコ。普段は控えに甘んじる選手たちが「待ってました!」とばかりに躍動し、いきなり5点を奪取。選手層の厚さを見せつける展開に。だが、「このまま終われるか!」と火がついたピギーズも負けてはいない。3回・4回に1点ずつ返し、気迫の反撃で食らいつく。しかしその直後、ニコニコの“レジェンド裏方部隊”が火を吹いた。4回、鹿谷・石村・佐古というベテラン三銃士が一気に5点を叩き出し、5回にはなんと7点のビッグイニング!最終スコアは17対2と圧巻の勝利で、ニコニコは無敗のままレギュラーシーズンを締めくくった。一方のピギーズ、今季はなかなか勝ち星に恵まれなかったが、チームには将来有望な若手がゴロゴロ。経験を積んだ来季、きっと彼らが旋風を巻き起こす日は遠くない。――2026年のピギーズが化けるかも?
ルーキーズ 17 ー ロデオ50 8(6回時間切れ)
プレーオフ進出をすでに決めているルーキーズと、今季最終戦を迎えるロデオ50の一戦は、ただの消化試合では終わらなかった。試合は序盤、ルーキーズの豪快な6得点で幕を開け、早くも一方的な展開になるかと思われた。だが、このまま終われるかと気合い十分のロデオ50がここで奮起!「今季最後、悔いなくやりきろう!」という気迫がグラウンドに炸裂し、なんと5点を奪い返して1点差まで詰め寄る。このまま逆転劇が見られるか――そんな期待が高まったが、そこは百戦錬磨のルーキーズ。すぐさま反撃を開始し、じわじわと得点を重ねてロデオ50の勢いを封じ込める。結局、試合は17対8、ルーキーズが6回時間切れで貫禄の勝利を収めた。今季も惜しくも白星には届かなかったロデオ50。しかし、打線の爆発力は確実に進化中。来季は「投手力」と「守備力」のテコ入れを掲げて、リベンジのシーズンへ突入する。来年のロデオ50は一味違うかもしれない…!
成績表(7月29日最終結果)