2014年4月27日(日)リーグ戦第1週目試合結果


選手宣誓と優勝カップの返還をしたビーズ・中田健介

桜の開花と、時を同じくして毎年繰り広げられるNY日系人会主催の軟式野球大会が今年も27日(日)快晴に恵まれて、8試合が行われました。本大会は今年で第29回目を迎え、17チームのエントリーでA・Bブロックに別れ、リーグ戦そしてインターリーグ戦(公式戦)と7月一杯まで熱戦が繰り広げられる予定です。その後、各ブロックの上位4チーム(計8チーム)が決勝トーナメント(プレーオフ)に進出して、8月3日(日)より10日、17日(決勝戦)とセントラルパークで優勝を目指します。
開会式では陸・海・空と大きな人災事故の説明があり、韓国旅客船沈没事故、マレーシア航空機事故、イーストハーレムビル崩壊事故等沢山の犠牲者が出ました。そして自然災害ではフィリッピン台風の被災者、これらの方々に哀悼の意を表し、全員で10秒間の黙祷を捧げました。

ランドルズ・フィールド#41で始球式を行なった黒住茉那さん
昨年度の優勝チーム(ビーズ)より、優勝旗と優勝杯が大会本部に返還され、選手宣誓により、開会式を手短に終わらせて、7時より本番の試合開始と駒を進めました。昨夜の雨でフィールドのメインテナンスに時間がかかり、セントラルパークでの2試合は予定時間が大幅に遅れ11時頃にスタートし、午後1時頃終了する有様でした。

加藤脩治(大会本部役員)


4月27日試合結果

ハマッコ・西津とオレガ・勝山の両ピッチャーの投手戦となったハマッコ・オレガ戦
ハマッコ 2 ー オレガ 1
TEAMTotal
ORG
HAM
勝利投手:西津
打点:永井2(ハマッコ)、鮫島1(オレガ)
前日の雨の影響で試合開始が1時間以上遅れて開始。お互い難しいコンディションの中、ハマッコ西津、オレガ勝山による息詰まる投手戦となる。ハマッコは3回、2アウト2,3塁から6番永井の2点タイムリーで先制。一方のオレガはランナーを出すもののホームに返す事が出来ない。最終回、代わったピッチャー小林を攻め、エラーで溜めたランナーを鮫島のヒットで返し1-2とする。さらに1アウトランナー2,3塁としたところでスクイズを選択。タイミング的には完全に成功に見えたが、ピッチャー横に上がった小フライを小林が横っ飛びで掴みを万事休す。ボールは三塁に送られゲームセット。両チーム共に負けられない初戦、気合の入った好ゲームでした。また、グラウンドの都合で自チームの試合が同時刻から始まったにも関わらず、主審を務めてくださいましたロデオ50sのご担当者様、ありがとうございました。


1塁への送球でピンチを切り抜く、ダンボーズ・永田(医)
ダンボーズ 9 ー シルバーズ 4
TEAMTotal
SIL
DMB
勝利投手:永田(医)1勝
打点:永田(淳)3、Jesse 1、袴田 1

フィールド#41の第二試合は昨年度大会で準優勝のシルバーズとベスト4進出を果たしたダンボーズの好カードとなった。ダンボーズは1回裏から1番Tsuyoshiが四球、2番平岩のライト前、3番永田(淳)の四球でノーアウト満塁のチャンスを迎え、4番Jesseの外野フライをシルバーズの落球でTsuyoshiが生還。平岩がサードの隠し球でアウトとなるが、5番袴田のショートゴロの間に永田が生還して2点を奪う。2回表シルバーズも1点を返し、2回裏ダンボーズは2アウトから平岩の内野安打の間に9番永田(医)が生還、続く永田(淳)が左中間への2点タイムリー二塁打で合計3点を追加、2回を終え5対1と試合を有利に進める。

その後は両軍1点ずつ追加して6対2で迎えた6回表。ダンボーズ2番手内藤は立ち上がりの制球難でシルバーズは1アウト2,3塁のチャンスを迎え、ライト前タイムリーを打ち、さらにこの打球をライト村松のエラーで2点を追加、6対4で試合は一気にシルバーズの追い上げムードとなるが、内藤が後続を連続三振で抑えた。6回裏の攻撃、ダンボーズは平岩がこの日3本目のヒットとなる右中間への二塁打、永田(淳)が四球で出塁。パスボールで両走者が進塁し、Jesseの内野安打で平岩、続く袴田の内野安打で永田が生還。さらにその後Jesseも生還してダンボーズが3点を返した。

試合は6回裏の攻撃が終了した時点で時間切れとなり、9-4でダンボーズが緒戦を白星で飾った。ダンボーズ先発の永田(医)は5回2失点の好投で1勝目を挙げる。

開幕戦で勝利を飾った新選組・長島
新選組 4 ー ピギーズ 3
勝利投手: 長島大介
打点:神谷(3)、長島(1)


日本から駆けつけ勝利に貢献したジョーカーズ・山田ミサト

ジョーカーズ 9 ー ブラックヤンキーズ 6
勝利投手:アイバン
本塁打:優介(ジョーカーズ)、深谷大輔(ブラックヤンキーズ
打点:優介1、アイバン1、崎谷1、ミサト2、青山3、藤井1(ジョーカーズ)、深谷4、目黒1、奥村1
ブラックヤンキースは1-8で迎えた最終回の攻撃にヒットとフォアボールとでノーアウト満塁とし
フォアボールで1点返した後、続く4番の深谷が文句なしの柵超え満塁ホームランを打ち、8-6と一気に2点差まで詰めました。が、後続が討ち取られ、そのまま試合終了となっています。

惜しくもダイビングキャッチのファインプレーにはならなかったニコニコ・バック
ニコニコ 12 ー ショッカーズ 1 (6回コールド)


3時間以上も試合時間が遅れたにもかかわらず、4回で10三振の築き勝利をあげるベーブ・大西
ベーブ 11 ー ロデオ50 1
勝利投手:大西
打点:吉村3、南端2、高橋、大野、新海、佐藤、Tian



開幕戦から5打点と大活躍したラジエーターズ・カズ

ラジエーターズ 19 ー 猿軍団 1 (5回コールド)
勝利投手:マイク
打点:カズ5、ジョージ3


ニューヨークで最後の登板に立つ岡本投手

ビーズ 18 ー バットメン 0
打点 佐々木 5、真壁 4、斎藤 2、田邊 1、垂水1、