リーグ戦・第8週目6月25日(日)
BLK | ORG | DMB | BAT | PIG | JRS | BEE | HAM | SHO | BAB |
7-5 | 2-1 | 3-2 | 5-3 | 1-8 |
金曜日の夜から土曜の朝8時頃まで、これでもか~
North Meadow(CP#3)第1試合がフィールド整備の遅れから、
次回、7月9日(日)第9週目は8試合が予定されております。
アメリカの祝日、独立記念日(花火大会)
本日の試合のそのほかの写真はFACEBOOKページで見れます。
加藤脩治
************************************
レフトオーバーの勝ち越しタイムリーツーベースを打った、ブラックヤンキーズ・岡本 |
ブラックヤンキーズ 7 - オレガ 5 (6回時間切れ)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Total |
BLK | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 2 | x | 7 |
ORG | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | x | 5 |
打点:仲本(1)、宮内(1)、森尾(1)、目黒(1)、岡本(1)、松井(1)
思いを乗せた打球が左中間に飛んだ。5-5の最終回( 時間制のため六回)、一死二塁。捕られるか、抜けるか。 レフトが懸命に伸ばすグラブのわずか先で打球は弾んだ。 岡本が決勝のタイムリーツーベース。最後の“ひと伸び" は全員の願いと悠造が後押ししてくれたようだった。 一気に涙があふれた。一塁ベンチで歓喜する仲間、友の遺影、 拍手を送るご両親がぼやけてみえた。
「プレッシャーがあった。四球は絶対に嫌だった。 悠造のために俺が決めたい気持ちが強かった。 人生で一番辛い試合で、生涯忘れない一打になった」
その後、さらに1点追加。2点をリードして、 最終回の守りについた。微笑む悠造の遺影は、 不思議と何度も倒れた。「みてらんないよ。ヒヤヒヤさせんなよ」 。監督の卯城はそう言われている気がしながら、 写真を何度も何度も直した。二死二、三塁のピンチを招き、 打者はオレガの監督、沖山。渾身の一球、見逃し三振。 ウイニングボールをつかみマウンドに駆け寄る捕手・ 荒谷は笑いながら、泣いていた。
「次、勝ったら5勝目かあ。ブラヤン史上、最高勝利数だな。 絶対に、勝とう」
1週間前の6月18日。ランドールズ・ アイランドでハマッコ戦に勝利した後のことだった。奥村悠造( 享年38)はチームメートの仲本、岡本、 松井に歩きながらそう話していた。
数年前、ブラヤンは人数不足による解散の危機だった。 同じ会社の同フロアで働く森尾は「続けたい」と訴えた。「 やろう。俺も一緒に続けるから」。 最初に存続を賛成してくれたのは悠造だった。 オフィスでの会話は、野球のことばかりだった。
5勝2敗。他チームよりも多く試合数を消化しているとはいえ、 Bブロックで暫定1位となった。
「勝ち続けて優勝しよう」がブラヤンの新たな合言葉。“ その前に次の1勝。謙虚にいこう”。 どこかでみている悠造はそう言うかもしれない。「謙虚」 は最近の試合中、悠造がよく使った言葉だ。友の思いを胸に、 チーム初の決勝トーナメント進出を目指し、前に進む。
(追伸:25日の試合当日、 お花をご用意くださった加藤名誉会長をはじめJAA役員のみなさ ま、 長い試合と写真撮影などで試合後にもベンチが空くのを待ってくれ たバットメン、ダンボーズのみなさん、 試合の様子を撮影してくれたカセイさん、 たくさんの激励や哀悼の言葉をくださった他チームのみなさん、 対戦相手のオレガのみなさん、本当にありがとうございました。 ブラヤン一同、この場をお借りして、感謝申しあげます)
***********************************
臨時先発で5回を投げバットメンを1失点に抑えた、ダンボーズ・鈴木 |
ダンボーズ 2 - バットメン 1 (5回時間切れ)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Total |
DMB | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | x | 2 |
BAT | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | x | 1 |
打点:阿部(バットメン)
バットメン対ダンボーズの対戦は、
ピギーズ 3 - ジョーカーズ 2
ラストアウトをファインプレーで決める、ベーブ・奏 |
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Total |
BAB | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 8 |
SHO | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
打点:奏(5)、山田、ケイシ、GEORGE
日本帰国のため、
ビーズ 5 - ハマッコ 3