2011年7月10日 試合結果 第9週目

力投するベーブさとう&決勝本塁打のベーブはぎの
7月10日(日曜日)、大会第9週目、リーグ戦の最終日とは言えない今シーズンの推移。A,Bブロック共に1位、2位同士のぶつかりあいの試合、ランドロズ球場ではボコボコ対じゃんくす戦4−2でボコボコ勝利、セントラルパーク球場ではジョーカーズ(西青木監督)対シルバーズ(鈴木監督)延長10回、2−0でジョーカーズが勝利。SIL と JRS 共にバッテリーのレベルの高さには驚いています(ネット裏観戦者の長老)。皆さんのチームの実力(技術)が昔より数段アップしていると感じられます

全体の成績表の順位が気になります? 順延試合がこの後、3週間続きます。残りの試合が1、2試合と分かれますが、既にベスト8の切符を手にしたチームも?3〜4チーム確定かな?、両ブロックの4位争い(攻防戦)が最大の見物となります。

まだまだ何とも言えませんが、初優勝の夢を語ればボコボコ、シルバーズ、猿軍団?それとも15年ぶり2度目の優勝ラデエターズ?3年ぶり(5度目)とそろそろ順番が回って来たじゃんくす? おっと本大会最多(10回)優勝のジョーカーズの鞘に今年もピッタリとおさまるのかな?予測がつきません!実質、残り2週間が勝負です、個人賞の成績提出も忘れずに御願します。

東日本大震災から今日で4ヶ月になります。毎回、試合前に被災地に祈りを込めての黙祷(10秒間)をして頂きありがとうございます。久々に明るいニュースが飛び込んできましたね!なでしこジャパン女子W杯(4強)の活躍!更には高校野球兵庫県地区での珍記録、70対0(5回コールドゲーム)!

来週もまた、元気な笑顔をフィールドで見せて下さい !!

大会本部役員

Aブロック

ジョーカーズ 2 ー シルバーズ 0 (延長10回)
JRS  0 0 0 0 0 0 0 0 0 2  2
SIL  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

1回裏シルバーズ1の攻撃、2番キャッチャー若林が1アウトからセンター前ヒット、しかし3番レフト長岡が6-4-3のダブルプレーでチェンジ。2回表ジョーカーズ、1アウトから5番キャッチャー鈴木が4ボールを選び出塁、しかし6番サードケンが6-4-3のダブルプレーでチェンジ。2回裏1アウトからシルバーズの攻撃、1アウトから5番ショート松本がライト前ヒット。2塁まで進み、チャンス。ここで6番サード藤井が三振の間に盗塁を試みるもキャッチャーの好送球により3アウト。両軍ともに譲らないガチガチの締まったゲーム。両投手の好投により、ゲームはテンポ良く進む。
4回にもSの攻撃Jの守備は1アウトから4-6-3のダブルプレーでピンチを防ぐ。7回を過ぎても得点は0-0のまま。J軍ヤス、S軍中村 両投手1歩も引かない投げ合いは続く。7回までヤス奪三振10、中村奪三振13。10回表シルバーズは投手を交代。ここは今まで全勝の余裕が見られました。
もう負けられないJは8番に途中から入っているユウスケが今日2本目のヒットでノーアウト1塁、続く9番タカが4ボールを選びノーアウトランナー1,2塁。1番サキタニはバントで送り1アウト2,3、塁の絶好のチャンス。2番高橋の打順でパスボールが不運にもベンチに入ってしまい、J1点先取。高橋はキャッチャーフライで2アウト。3番フアースト寺谷のサードゴロを1塁へ悪送球、この間に2点目。
10回裏は2アウトからライト前ヒットで出塁したが、次の打者がセカンドゴロでゲームセット。両投手の投げ合いによる締まったゲームでした。

意地の投球でピギーズ打線を抑える、オレガ河野
オレガ 4 - ピギーズ 3 (6回時間切れサヨナラ)
PIG  1 0 0 0 0 2  3
ORG  0 0 2 0 1 1x 4
勝利投手: 河野
打点: 山下2(オレガ)、曽我(オレガ)、斎藤(オレガ)、Inoue2(ピギーズ)
1回表のピギーズの攻撃、2アウトから3番Setoが追い込まれてから、ファールで粘り四球を選び、4番Segawaがファーストゴロのベースカバーの遅れにより出塁、1,3塁とした後、捕逸によりノーヒットで1点を先取。オレガは、1,2回ともに満塁のチャンスを作るもピギーズの堅い守備に阻まれ、残塁の山を築く。3回裏、オレガは、4番斉藤、5番類家がともに内野安打で出塁、盗塁で、0アウト2,3塁から、6番山下が2点タイムリースリーベースで試合を2対1とひっくり返す。5回裏にもオレガは、2アウトから四球と盗塁でチャンスを作り、8番曽我のレフト前ヒットで2塁ランナー久代が好走塁で生還し、2点差とする。2時間制限により最終回となった6回、ピギーズの攻撃、振り逃げ、死球の後、ダブルスチールで0アウト2,3塁とする。オレガは、サードゴロでサードランナーをホームをアウトにした後、続く打者も三振に打ち取り、2アウトとするも、ピギーズは7番Inoueの右中間2点タイムリーにより最終回、同点に追いつく。6回裏、まだ諦めないオレガ、2アウトから、3番山口が四球を選び、二盗、2アウト2塁。続く4番斉藤のセンター前ヒットで、2塁走者山口が生還し、オレガ、サヨナラ勝ちを決めた


ショッカーズ 4 - 猿軍団 3 (延長9回サヨナラ)
SRG  1 0 0 0 0 0 0 0 2  3
SHO  0 1 0 0 0 0 0 0 3x 4
独立記念日空けの週末、NYは晴天に恵まれる。両チームとも、プレイオフ進出に向けての大一番。試合開始前に両チーム監督間で、7回終了時同点の場合はグラウンドが使用可能な限り9回までやることに合意。その時は誰もこのような結末を予想していなかった。。。
初回、猿軍団は2番バッターの左中間を破るツーベースを皮切りに貴重な先制点をあげる。裏の攻撃、ショッカーズは2アウトから満塁のチャンスをつくるが、猿軍団はこのピンチを堅い守りで0点に抑える。しかし続く2回裏、ショッカーズはフォアボールでランナーを出し、8番西脇のツーベースで1点を返し同点に追いつく。
ここからはまさに我慢比べの試合展開に。両チームともチャンスはつくるものの、あと1本が出ず追加点をあげることができない。また両チームとも相手に流れを譲るものかと見事な集中力と気迫で好プレーを連発し、試合は土俵中心からまったく動かずのがっぷり組み合い。この展開が7回まで続いた為、試合前の合意通り試合は延長戦へ。
9回最終回、ついに試合の均衡が破れる。猿軍団先頭バッターがフォアボールで出塁し迎えるは3番バッター。ピッチャー新谷の甘く入ったストレートを完璧にとらえ、左中間柵越えの特大ツーランホームラン!歓喜に沸く猿軍団と落胆するショッカーズ。これで試合は決まったと誰もが思ったに違いないであろう。しかしショッカーズはベンチの声援により最後まで諦めない力を注入してもらう。続いてランナーを出すものの、気持ちを切り替えなんとか2点で切り抜ける。そしてこの諦めない気持ちが9回裏のドラマを呼び込むこととなる。ショッカーズは1番からの好打順。1番山下死球、続く代打平山はきっちり四球を選びノーアウト1・2塁。続く三枝は三振に倒れるが、その際守備の乱れにより1点を返す。続く新谷はサード内野安打&すかさず盗塁。ショッカーズは1アウト2・3塁というサヨナラの場面をつくる。迎えるバッターはここまでノーヒットの5番ヒロ。しかしヒロの気持ちはまったく切れておらず、左中間を破るまさに魂の一撃!これでランナー2人がかえりショッカーズがサヨナラ勝ち!
両チームとも素晴らしい気迫と集中力を見せた試合展開に拍手を送りたい。今日のところは紙一重の差でショッカーズが勝利をおさめ、プレイオフ進出に近づく大きな1勝をあげる。

Yamada選手の好送球でホームを守ったハマッコ、放心状態のダンボーズ村上
ダンボス 1 - ハマッコ 0 (延長8回)
DUM  0 0 0 0 0 0 0 1  1
HAM  0 0 0 0 0 0 0 0  0
ダンボーズ、延長戦で負けなし
ともに投手力と守備力の高いチーム同士の対戦となった。投手戦でもなく、打撃戦でもなく、「守備戦」というものがあるとすれば、今回のような試合のことをいうのかもしれない。両軍ともにピッチングと得点圏にランナーが進んでから投手を助けるディフェンスが輝いた試合だった。
1回裏、ハマッコは1番Nagataがエラーで出塁、2盗を決め、続く2番Tsuboiが犠牲バントを決め、1死3塁のチャンスを迎える。しかし、ダンボーズのエース牧野は続く3番Yamadaを内野フライ、4番Nishizuを三振に抑えた。3回表、ダ軍先頭の8番Jesseが悪送球で出塁、2盗、犠牲バントで1死3塁。1番村上が緩い内野ゴロを打つが、ハ軍のショートTsuboiが捕球して3塁ランナーを睨んで牽制、6-3で2死。続く2番永田(淳)も1-3に倒れた。3回裏、ハ軍先頭打者の8番Ikushimaがホームランかと思われるレフト越えライナーを打つが、ダ軍レフト青柳が何とか三塁打で止めた。無死3塁でハ軍絶好のチャンスと思われたが、牧野がその直後3塁牽制でIkushimaを刺し、後続もすぐに凡退させた。中盤の4回、ダ軍は1死から1塁への悪送球で4番水野が出塁、2盗を決め、5番黒子のライト前で1死1,3塁。ワイルドピッチで黒子も進塁し、今度はダ軍が1死2,3塁の絶好チャンスを迎えた。しかし、ハ軍エースAndo投手は続く6番永田(医)と7番青柳を連続ピッチャーフライに打ち取る。4回裏、ハ軍は先頭の2番Tsuboiが死球で出塁、牽制ミスで進塁、3番Yamadaの内野安打で無死1,3塁。続く4番Nishizuも死球で無死満塁。ついにダ軍牧野が捕まったかに思われた。5番Aiharaは遊ゴロ、捕球したダ軍ショート松尾は冷静にホームに送球、フォースで1死満塁。続く6番Satoでハ軍はスクイズを試みるが失敗、結果的に飛び出した3塁ランナーがフォースアウトで2死。牧野はSatoをショートフライに打ち取り、奇跡的に無傷で逃げ切った。5回表、2死からダ軍村上がライトに二塁打を放った。続く2番永田(淳)がレフトに流し打ちのライナーを打つ。レフトYamadaが猛然とチャージ、打球は球威を失う。Yamadaがスライドする。わずかの差で捕球できず、Yamadaのすぐ横に白球が転がる。ダ軍最速ランナーの村上はこの時点で3塁を回ってる。しかしYamadaの絶妙なリカバリーで好送球がホームに一直線。村上がヘッドスライドで突っ込み、砂煙が舞う。上がったのは審判の右手の握り拳のみ。両軍互いにどうしても点が入らない、1ミリも譲れない。6回裏、2番Tsuboiがライト前で出た。3番Yamadaはセンターフライに倒れるが、4番Nisihizuが死球で1死1,2塁。続く5番Aiharaのラインギリギリのサードゴロをダ軍サード水野が捕って3塁でフォース、2死1,2塁。ここで6番Satoがきれいにセンター前を放つが、ダ軍センターJesseの強肩でランナーは3塁を回れず。牧野は7番Andoを3塁ゴロに打ち取った。
試合はそのまま延長にもつれ込み、8回表、ダ軍は9番袴田が内野安打、1番村上が四球で出塁。2番永田(淳)の犠牲バントで1死2,3塁。続く3番松尾は死球で出塁。1死満塁のピンチでハ軍Andoはダ軍4番水野をピッチャーフライに打ち取る。2死満塁で最後はハ軍エースAndo対ダ軍監督黒子の直接対決となった。両者粘りに粘った末、黒子が四球。押し出しでついにダ軍袴田がホームを踏む。Andoはエースの意地を見せ、続く好打者6番本田を三振で切った。8回裏、ダ軍はクローザー水野をマウンドに送り、辛くも逃げ切ることに成功した。スコアこそ1-0だが、精神的にとんでもないシーソーゲームを戦ったようであった。炎天下の中、すべてをフィールドに残してきた両軍に拍手を送りたい。


Bブロック


ベーブ 5 - ビーズ 3
BAB  0 1 1 0 3 0 0  5
BEE  1 0 0 0 2 0 0  3
勝利投手: さとう
打点: はぎの(3)、しょうじ
本塁打: はぎの
あの"さとう"がまた投げた。一生懸命に投げた。"さとう"の背中が「苦しい」と言っている時もあった。チームも苦しかった。そんなチームを"はぎの"の一振りが救った。値千金の一発だった。
みんな力一杯ハイタッチをした。"はぎの"の手は痛かった。怪我から復帰の"やまだ"も打席に立った。ドクターストップがかかっていたはずだった。チームは"やまだ"の打席に注目した。必死で声援を送った。デッドボールだった。塁に出た"やまだ"がホームに帰って来た。痛めた肩を心配して力一杯のハイタッチは出来なかった。でもみんな笑顔だった。"やまだ"も笑顔だった。最後は頼れる"おおにし"がマウンドに立った。緊張感の中投げた。"おおにし"の背中が大丈夫と語っていた。ゲームをしめた。緊張感のあるいい試合だった。

2塁打でセカンドにすべり込む、ボコボコけんじ
ボコボコ 4 - じゃんくす 2
BOK  0 0 0 1 0 1 2  4
JUN  0 0 0 1 1 0 0  2
勝利投手: 篠田
打点: かずお、みつる、しん
Bブロックの首位攻防戦はJUN川島、BOK篠田のエース対決となった。序盤は両チームとも静かな立ち上がり。試合が動いたのは4回の表、先頭のBOK3番けんじがセンターオーバーの3塁打を放つ。5番みつるの遊ゴロの間にけんじが生還、BOKが先制。その裏、JUNは2アウトながら6番かせいがしぶとくセンター前にヒットを放つ。盗塁も決め、2アウト2塁のチャンス。ここで7番コトーのレフトライナーをBOKが落球、同点に追いつく。
5回裏、JUNはBOKの2つのエラーで勝ち越し。しかし、6回表、BOKけんじが左中間を破る2塁打を放つ。相手のミスをつき3盗、キャッチャーの送球がそれBOKが同点にする。7回表、BOKは2つの四球で1アウトながら1、2塁のチャンス。ワイルドピッチもあり2、3塁とチャンスを広げる。9番かずおの3ゴロの間に1人が帰り逆転にに勝ち越しさらに1番しんのセンター前ヒットでダメ押しに成功。その裏、BOKエース篠田が3人で切りゲームセット。BOKが強豪JUNを相手に辛くも逃げ切り勝利を収めた。


ニコニコ 5 - バットメン 4
勝利投手: TONY SIMPKINS
打点: MATT (2) 遠藤(2) 伊勢田(1)
本塁打: 遠藤 1号

ラジエーターズ 7 - 新撰組 0
ラジエーターズは4回、3番サリヴァンがヒットで出塁、盗塁を決めた後、四番清水のヒットでホームイン。6回裏まで試合が1-0のまま、1時間も立たず進む。この回ラジエーターズ打線が変わった新撰組のピッチャーを襲い、ヒット、四球と相手のエラーが重なって一挙に6点を取る。最後はラジエーターズ先発投手近藤がそのまま新撰組を抑えて完封勝利。