勝利を決め準決勝にコマを進めた、じゃんくす |
2023年第37回JAA外務大臣杯軟式野球大会ー8月6日ワイルドカード戦 試合結果
もうかつてないほどの激闘を繰り広げた予選リーグ戦が、息を呑むような結末で幕を閉じた後、JAA軟式野球大会はついにその頂点を目指す戦いへと突入しました。熱戦が交錯した予選の余韻も冷めやらぬ中、決勝トーナメントの序章となるプレーオフ第1週目が幕を開けました。各ブロックで健闘を見せた2位と3位のチームが挑むワイルドカード戦。ここでは、2つの試合が行われ、それぞれがまさに一世一代の勝負といえるほどの緊張感に包まれていました。
予選リーグを1位通過し、準決勝の舞台で不敵に待ち構えるジョーカーズとルーキーズ。この2大巨頭と対決するのは一体どのチームなのか?その答えを出すべく、舞台は熱く、激しく、そして何よりも劇的なワイルドカードの試合へ。
同点タイムリーを放ち流れを一気にじゃんくすに引き寄せた、じゃんくす・ロス |
じゃんくす 15 ー ビーズ 7
友情とライバルの狭間で戦われた、ビーズ対じゃんくす。この一戦は、映画のようなドラマが展開されたJAA軟式野球大会のワイルドカード戦でした。一緒にプレーオフへ駆け上がり、かつての仲間が今日の敵となったこの試合は、最強打線のビーズと、バランスに優れたじゃんくすの強力打線がぶつかり合う渾身の戦い。そのふたつの強力打線が激突する。じゃんくすは早々と3点のリードを築き、3回にさらに2点を追加。一方的な展開かと思いきや、ビーズの反撃が始まりました。3回、4回と1点ずつを返し、5回にはShojiの柵越えスリーランホームランで一気に逆転。しかし、ここでじゃんくす打線はさらにギアアップ。ロスの同点タイムリーを皮切りに、一気に4点を奪い返して逆転に成功。そして最終回、ヨースケの壮絶な柵越えスリーランを含む5点の追加。結局、15対7というスコアで、じゃんくすが勝利を収め、プレーオフ史に残る乱打戦のヒーローとなりました。