6月1日(日)試合結果 Game Result - Week 5 JAA外務大臣杯軟式野球大会第5週目

待望の2点目のタイムリーヒットを放った、ロデオ50・ワタル

6月1日(日)
天気:曇りのち晴れ

BYBBATDMBNIKKZRR&HRDOJUNROKBEEPIGJRS
5 - 42 - 27 - 12 - 173 - 22 - 2

メモリアルデーウィークエンドの長い休みも終わり、JAA軟式野球大会はいよいよ中盤戦に突入した。今年の大会は毎週のように雨に悩まされ続けているが、この日も試合当日の早朝まで開催が危ぶまれた。しかし、なんとかグラウンドが乾いてくれたおかげで、全試合を無事に実施することができた。

リーグ内では謎の「雨男」の存在が囁かれているが、最近は新しい説が登場している。実は日曜日になると雨をピタリと止める「晴れ男」なのではないかという噂だ。果たして真相はいかに...

今週最も注目されたのは、セントラルパークで行われたリーグトップを走る無敗同士の頂上決戦、ダンボーズ(DMB)対ニコニコ(NIK)戦だった。また、快進撃を続けるバットメン(BAT)と絶好調のブラックベーブ(BYB)による勢いのあるチーム同士の直接対決も大いに盛り上がった。

一方、ランドルズアイランドでは、プレーオフ戦線に大きく関わる重要な一戦となるジョーカーズ対ピギーズ戦や、順位の入れ替えがかかった緊迫のルーキーズ対ビーズ戦など、どの試合も手に汗握る展開となった。

6月に突入し、さらに熱い戦いが繰り広げられることは間違いない。次回の試合にもぜひご期待いただきたい!

ごみあさりII


打撃、守備、走塁と3拍子揃った、ベーブ・ジェームス飯野

1234567R
BAT20020004
BYB200003x5
W: 山田結
RBI: 山田久2、山田結、森

ベーブ 5 - バットメン 4

B&B,初回からまたもやエラーでランナーを出し得点を与えてしまう、いつものパターンで2失点。だが今日はすぐに2本のヒットで2点を返し同点。その後2、3回と無得点で抑えた先発新海だが、またも4回にエラー絡みで2点を献上。一方バットマン片山投手の好投で2、3、4、5回と無得点に抑えられたB&Bだが6回裏にツーアウトから4本のヒットと死球を絡めて一気に3点を取って逆転。6回からリリーフした山田結が2回を4奪三振と完璧に抑えてB&B 3戦連続逆転で接戦を制し3勝目を挙げた。この試合、ベーブ創設時からのメンバーで昨年亡くなったジョージ飯野の息子ジェームスが打っては3安打、さらには守備、走塁と大活躍で逆転勝利の立役者となった。見てたか、ジョージ。


5回に同点タイムリーで試合を振り出しに戻した、ジョーカーズ・トモキ

1234567R
PIG00010102
JRS00002002
RBI: Nagata, Tomoki (JRS)

ピギーズ 2 - ジョーカーズ 2(7回引き分け)
今シーズン、いまいち実力を発揮できずにいるピギーズとジョーカーズの対戦。プレーオフ戦線にも大きく関わる重要な一戦だけに、両チームとも慎重な立ち上がりを見せた。緊張感漂う静かな試合展開の中、先に動いたのはピギーズだった。4回に待望の先制点を挙げ、試合の主導権を握ったかに見えた。しかし、野球は何が起こるか分からない。続く5回、ジョーカーズのNagataとTomokiが連続でタイムリーヒットを放ち、あっという間に逆転に成功した。このまま黙って引き下がるピギーズではない。すぐさま反撃に転じ、同点に追いついて最終回へ。両チームともに決定打を欠き、結局は引き分けという痛み分けで緊迫した試合の幕が下りた。プレーオフ争いにおいて貴重な勝ち点を分け合う結果となったが、両チーム共に今後への手応えを感じる内容だった。

ランドルズ27番で行われた、キザル対ラジハマ戦

1234567R
KZR40110017
R&H00001001

キザル 7 - ラジハマ 1
まだ今季初勝利に手が届かないラジハマと、成績を5割に戻したいキザルの対戦。この試合にキザルは隠し玉を準備して臨んだ。しかし、隠し玉を使う前にキザル打線が爆発した。初回からいきなり4点を先制し、さらに3回と4回にも追加点を加えて大量リードを築いた。このままでは隠し玉の出番はないかと思われた。ところが5回にラジハマが反撃を開始。まず1点を返し、さらに追加点を狙うチャンスが生まれた。ここでキザルはついに隠し玉を投入し、ラジハマ打線を効果的に抑え込むことに成功した。7回にキザルが追加点を奪い、最終的にラジハマの反撃を封じて勝利を収めた。ラジハマの初勝利はまたお預けとなった。


じゃんくすの秘密兵器として初のスタメン入りを果たした、じゃんくす・ミカ

1234567R
RDO01001xx2
JUN9044xxx17
W: Nagashima

じゃんくす 17 - ロデオ50 2(5回コールド)
この対戦には因縁がある。去年の試合で、じゃんくすは初回に9点の大量得点を記録したものの、2回以降はロデオに完全にシャットダウンされ、危うく試合を落としそうになった苦い記憶があった。そして今年の対戦。まるでデジャヴのように、じゃんくすは再び初回に9点を先制した。しかし2回の攻撃がパタリと止まると、去年の悪夢が脳裏をよぎる。「また同じことが起こるのか...」だが、今年のじゃんくすは違った。3回に4点を追加し、さらに4回にも4点を重ねて、去年とは別のチームであることを証明した。同じ間違いは二度と繰り返さない強い意志が感じられた。結果は17対2でじゃんくすのコールド勝ち。去年の苦い経験を糧に成長したじゃんくすが、見事に勝利した試合となった。


2試合連続(3本)でホームランを打った、ニコニコ・ヤマ

1234567R
NIK00200002
DMB00002002
HR: Yama

ニコニコ 2 - ダンボーズ 2(7回引き分け)
今週最大の注目カードとなった無敗のトップ同士の対決、ニコニコ対ダンボーズ戦。どちらが勝ってもおかしくない好カードで、先に動いたのはニコニコだった。主砲Yamaのツーランホームランが炸裂し、2点を先制したニコニコが試合の主導権を握った。しかし、この試合には特別な因縁があった。現在ニコニコのエースとして活躍するナオキは、実は元ダンボーズのエースだったのだ。古き戦友に完全に抑え込まれたダンボーズ打線だったが、5回についに反撃の狼煙を上げた。かつてのチームメートを相手に2点を返し、試合を同点に持ち込んで振り出しに戻した。最終的に両チームとも決定打を欠き、注目の一戦は2-2の引き分けで幕を閉じた。無敗対決にふさわしい緊迫した試合だったが、勝負の行方はプレーオフでの対戦まで持ち越しとなった。

新婚ホヤホヤでいきなり安打を放つ、ビーズ・ジョージ

ルーキーズ 3 - ビーズ 2 
ここまで2勝1敗で並ぶルーキーズとビーズの対戦。お互いにリーグ上位を目指す重要な一戦だった。試合前の戦力を比較すると、ルーキーズは9人ギリギリの変えの利かない状況。一方のビーズはフルメンバーで万全の体制を整えており、明らかにビーズ有利と見られていた。ところが、思わぬアクシデントが発生した。この試合と日本クラブの試合時間が重なってしまい、多くのビーズメンバーが試合中に離脱を余儀なくされたのだ。結果として、両チームともにギリギリのメンバーで臨むことになった。試合は予想通りの接戦となり、最終的にルーキーズが3対2の僅差で勝利を収めた。もし両チームがフルメンバーで対戦していたら、また違った結果になっていたかもしれない興味深い一戦だった。


成績表(6月1日時点)
TeamWLTPCTGBRSRADIFF
NIK3011.000-29524
DMB3011.000-25421
ROK310.7500.518810
BYB310.7500.51522-7
JUN220.5001.5271710
KZR220.5001.520155
BAT220.5001.524213
BEE220.5001.51823-5
JRS121.33321719-2
PIG022.0002.51320-7
R&H031.0003733-27
RDO040.0003.51744-27