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| 7年振り、8度目の優勝を飾った、ニコニコ(NIK) |
2026年JAA外務大臣杯、ついにクライマックス
NIKONIKO対ダンボーズが頂上決戦、ピギーズとじゃんくすは3位をかけて激突
2026年JAA外務大臣杯軟式野球大会も、ついに大詰めを迎えた。8月16日(日)、JAA草野球の“聖地”セントラルパークを舞台に、今季の王者を決めるニコニコ(NIK)対ダンボーズ(DMB)の決勝戦、そしてピギーズ(PIG)対じゃんくす(JUN)の3位決定戦が行われた。
この日は、ニューヨーク日系人会(JAA)の佐藤貢司会長と、在ニューヨーク日本国総領事館・領事部長の松永直樹氏も会場を訪れ、決勝戦を観戦。大会のフィナーレを飾る閉会式にも出席し、熱戦を見守った。
そして決勝の舞台に勝ち上がったのは、JAAを代表する強豪2チームだ。
ニコニコは2017年から2019年まで大会3連覇を達成するなど、圧倒的な実績を誇る“野球帝国”。過去9大会のうち実に8大会で決勝進出を果たしており、長年にわたってJAA球界の頂点を争い続けてきた。今年もその勝負強さを存分に発揮し、再び王座を懸けた大一番へと駒を進めた。対するは、ブルックリンを拠点とするダンボーズ。毎年のようにプレーオフ争いに名を連ねる実力派チームで、パンデミック明けの2021年大会では悲願の初優勝を達成。今年は5年ぶり、チーム史上2度目となる優勝を目指し、決勝の舞台まで勝ち上がってきた。
王座奪還を狙うニコニコか、それとも2度目の頂点を目指すダンボーズか――。2026年のJAA王者を決めるにふさわしい両雄の激突は、最後まで目の離せない壮絶な一戦となった。
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| 決勝戦の始球式を務めた、ダンボーズ応援のSidney & Niko Miyano |
一方、セントラルパーク・フィールド6では、決勝戦と同時刻に3位決定戦が行われた。対戦したのは、準決勝で惜しくも敗れたピギーズ(PIG)とじゃんくす(JUN)。決勝進出こそ逃したものの、今大会を3位という結果で締めくくるため、両チームが意地とプライドを懸けて激突した。こちらも一歩も譲らない展開となり、2026年大会の3位の座を懸けた熱戦が繰り広げられた。
長きにわたった2026年JAA外務大臣杯軟式野球大会。春から続いた戦いは、ついにセントラルパークで迎えた最終決戦へ――。
王者を決める決勝戦と、意地がぶつかり合う3位決定戦。さらにJAA佐藤会長、在ニューヨーク日本国総領事館の松永領事部長も見守る中、2026年のJAA草野球を締めくくる2つの大一番が、ニューヨークの夏を熱くした。
ごみあさりIII
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| 絶妙なサヨナラヒットで優勝を導いた、ニコニコ・TAKESHUN |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
| DMB | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| NIK | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2x | 2 |
| W: Naoki |
| RBI: Yoshi, Takeshun |
ニコニコ 2 ー ダンボーズ 1(9回延長サヨナラ)
9回まで続いたゼロの攻防——NIK、死闘の末にサヨナラで頂点へ!
決勝を支配していたのは、両チームのマウンドに立った二人の男だった。DMBのMiguelは9回を一人で投げ切った。ヒット9本、四球3つと塁上を賑わせながらも本塁だけは踏ませない。低めに集める制球で打者の目線を狂わせ、三振8個。ピンチを一つずつねじ伏せる粘投だった。対するNIKのNaokiも9回を一人で投げ抜いた。被安打5、奪三振10、与四球ゼロ。シーズンを通して一つも四球を与えていない反則的な制球力を、この決勝でもいかんなく発揮した。
均衡を支えたのは投手陣だけではない。両軍の守備が、幾度も訪れた得点機をことごとく打ち砕いた。2回裏、まず動いたのはNIK。Hikaruのヒットに続き、Michaelが右中間を真っ二つに割る痛烈な一打。1塁からHikaruが長駆ホームを踏みベンチが沸いた直後——2塁の踏み損ねでアピールが成立し、まさかの得点取り消し。歓喜は一瞬で「幻の得点」に変わった。7回表はDMBに好機。バントヒットで出塁した俊足のShigeが二盗を決め、二塁牽制球がセンターへ逸れた隙にホームを狙う。だがNIK一筋15年のセンター、Robertの矢のようなダイレクト返球がキャッチャーに届きShigeは憤死。あと一歩を許さぬ我慢比べが続く。
7回を終えて決着つかず、試合は2塁走者から始まるタイブレークの延長戦へ。延長8回表、DMBのTaroがライトへ弾き返すと2塁走者はホームを狙うが、ライトToshiの好返球が3塁に押し戻す。後続を断たれ無得点。その裏はNIKの番。Naokiが目の覚めるようなライナーをライトへ放つが、DMBのTaroが飛びついてキャッチ、そのまま2塁へ送球しダブルプレー。絶好機をDMBの好守がまた防いだ。
迎えた9回表、Kazumaがライトへクリーンヒット。走者は大きく3塁を回るが、ここでもToshiの好返球がホームを死守——延長だけで二度目の矢だった。続くShingoが1塁前に叩きつけた打球の隙を突き、3塁走者がついにホームイン。9イニング近く守り抜かれた「0」の均衡が、とうとうここで破れた。それでもNaokiは崩れない。4番Iyasuを三振に仕留め、裏の攻撃へ望みを繋いだ。
9回裏、2塁走者はパスボールで3塁へ。続くRobertの強い当たりを、DMBの三塁手Shigeが渾身のダイビングで止め、戻ろうとした走者にタッチ。際どく美しい守備で1つ目のアウト。Robertは一塁に生き残り、パスボールで2塁へ。Takeruが右中間フェンス際への会心の二塁打を放つと、Robertはホームを狙うが、今度はDMBの見事な中継プレーが本塁を守った。それでも2・3塁、一打同点の好機は続く。
ここでNIKのTakeshi監督が動く。3塁走者Robert、打席はYoshi——サインはスクイズ。異様な緊張感の中、Yoshiがこれを完璧に決めた。転がるバントに三塁走者が滑り込み、オールセーフ。試合は1-1、振り出しに戻る。
流れを引き寄せたNIK打線は止まらない。Hikaruが三塁強襲で繋ぎ、1つアウトを挟んで2死満塁——優勝を賭けた最後の舞台が整った。打席は、Naokiとバッテリーを組み続けたTakeshun。チーム屈指の打率と出塁率を誇り、自信を持つ走塁でもチームを引っ張った、文字通りのリードオフマン。放った打球は投手の頭上を絶妙に越え、内野の誰の手も届かない“ここしかない”スポットへ。三塁走者がホームを踏み、長い戦いに終止符が打たれた。
この勝利の中心にいたのはNaokiだった。四球一つ与えぬまま投げ抜いたシーズン、積み重ねた5度の最多勝——その先に見えなかった景色が、ついに彼の前に開けた。ベンチで声を上げ続けていた彼のもとに、サヨナラのランナーがホームを踏むと同時に、誰よりも待ち望んでいたチームタイトルが届いた。
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| 勝利投手とセーブを一人で両方を記録した、ピギーズ・ユーヤ |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
| PIG | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 7 |
| DMB | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 5 |
| W: Yuya |
| S: Yuya |
| RBI: Taishi 3, Nishikawa, Takuya, Sudo |
ピギーズ 7 ー じゃんくす 5
ピギーズ、じゃんくすの猛追を振り切り3位!
意地とプライドを懸けた3位決定戦、ピギーズ(PIG)対じゃんくす(JUN)。決勝進出を逃した両チームにとって、2026年大会をどのような形で締めくくるかを懸けた大一番となった。先に試合を動かしたのはピギーズだった。
初回、じゃんくす守備陣のミスから走者を出すと、ピギーズは自慢の機動力を発揮。すかさず三塁まで進み、最後はワイルドピッチで生還。相手の隙を逃さない攻撃でいきなり先制点を奪い、試合の主導権を握った。勢いに乗ったピギーズは、その後も着実に加点する。2回に1点、3回には2点、さらに5回にも1点を追加。序盤から中盤にかけて得点を積み重ね、5点のリードを奪った。
一方のじゃんくす打線は、ピギーズのエース・ユーヤの前に苦戦。緩急を織り交ぜた見事なピッチングに翻弄され、4回まで得点を奪うことができない。しかし、後半戦に強さを見せてきたじゃんくすが、ここから反撃に転じる。
5回裏、この試合で初めて大きなチャンスを作り、ようやく1点を返す。大量点にはつながらなかったものの、眠っていた打線に火がつき始めた。ピギーズも黙ってはいない。直後にすぐさま1点を奪い返し、再びリードを5点に広げる。このままピギーズが押し切るかに思われた。ところが6回裏、試合の流れが一変する。
じゃんくすが再び走者をためると、打席には竹内。ここで竹内が放った打球は大きな放物線を描き、スタンドへ――。起死回生のスリーランホームラン!一振りで3点を返し、点差は一気に2点。完全にピギーズペースだった試合が、終盤にきて一気に分からなくなった。
それでもピギーズは7回表、土壇場で貴重な追加点を奪う。再び3点差とすると、最終回のマウンドには、先発を務めたユーヤが再登板。自らの手で試合を締めくくるべく、最後のアウトを取りにいった。しかし、じゃんくすも簡単には終わらない。
最終回、すぐさま1点を返すと、その後も走者をため、ツーアウト満塁。一打同点、長打が出れば逆転という、この試合最大の見せ場を迎えた。セントラルパークの空気が一気に張り詰める。ここで踏ん張ったのがユーヤだった。最後は気迫の投球で打者を打ち取り、ゲームセット。
序盤にリードを奪いながら、終盤にはじゃんくすの猛追を受けたピギーズだったが、最後までリードを守り抜き、7対5で勝利。2026年JAA外務大臣杯を3位で締めくくった。一方のじゃんくすも、最大5点差から竹内の3ランなどで最後まで追いすがり、最終回には一打同点の場面まで持ち込む執念を見せた。先行するピギーズ、追いすがるじゃんくす。そして最後はエース・ユーヤが意地で締める――。
3位決定戦とは思えないほど最後の最後まで勝敗の分からない、両チームの意地とプライドがぶつかり合った熱戦となった。
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| 2026年度第40回JAA外務大臣杯軟式野球大会 決勝トーナメント | | |
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| 8月2日(日) | 8月9日(日) | 8月16日(日) | | |
| ブレーオフ1回戦 | 準決勝 | 決勝戦 | | |
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| Junks (JUN) | | | | | | |
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| JUN 7 - R&H 6 | Junks (JUN) | | | | |
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| Rajihama (R&H) | | | | | | |
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| | DMB 5 - JUN 0 | Dumbos (DMB) | | |
| Dumbos (DMB) | | | | | |
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| DMB 5 - JRS 3 | Dumbos (DMB) | | | | |
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| Jokers (JRS) | | | | | 優勝 |
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| | | | Central Park #3 | NikoNiko (NIK) |
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| Rookies (ROK) | | | | | |
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| PIG 7 - ROK 5 | Piggies (PIG) | | | | |
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| Piggies (PIG) | | | | | | |
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| | NIK 5 - PIG 2 | NikoNiko (NIK) | | |
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| NikoNiko (NIK) | | | | |
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| NIK 3 - BEE 2 | NikoNiko (NIK) | | | | |
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| Bees (BEE) | | | 8月17日(日) | | |
| | | | 3位決定戦 | | |
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| | | | Junks (JUN) | | |
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| | | | Central Park #6 | Piggies (PIG) |
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| | | | Piggies (PIG) | | |
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2026年最終結果&個人賞受賞者
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| 左から:カセイ大会役員長、丸田尚輝MVP、佐藤貢司会長、領事部長の松永直樹氏 |
優勝:ニコニコ(NIK)
準優勝:ダンボーズ(DMB)
3位:ピギーズ(PIG)
JAA スピリット賞:石塚智哉 Tomoya Ishizuka (ピギーズ)
最多勝利投手賞:丸田尚輝 Naoki Maruta (ニコニコ)
最多本塁打賞:藤下晧平 Kohei Fujishita (ルーキーズ)
最多打点王賞:ナギ・アボウシャカ Nagi Aboushaca (ジョーカーズ)
最優秀選手賞 (MVP):丸田尚輝 Naoki Maruta (ニコニコ)
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| 2026年度優勝:ニコニコ |
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| 2026年準優勝:ブルックリン・ダンボーズ |
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| 2026年3位:ピギーズ |
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JAA加藤スピリット賞:石塚智哉 Tomoya Ishizuka (ピギーズ)
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| ホームラン賞:藤下晧平 Kohei Fujishita (ルーキーズ) |
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| 打点王賞:ナギ・アボウシャカ Nagi Aboushaca (ジョーカーズ) |
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| 最多勝利投手&最優秀選手賞(MVP):丸田尚輝(ニコニコ) |
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